農地にゴロンと転がる「巨大じゃがいも」がホテルですと?外観からは想像できないおしゃれな室内にビックリ!
世界にはいろいろと変わったホテルがありますが、今回は、ずば抜けてヘンテコなホテルを見つけてしまいました……!
なんと「じゃがいも」の中に泊まることができるようです。
その名も「ビッグ アイダホ ポテト ホテル(Big Idaho Potato Hotel)」
ポテトで有名なアメリカ合衆国アイダホ州の広い農地に、建っている……というより、ごろんと転がっているように見えるけど……?
外から見たら、無骨な巨大じゃがいも! 本当に泊まれるのか心配になってしまうお姿ですが、室内は一体どうなっているのでしょう?
【じゃがいもの中とは思えない空間!】
気になる室内は、とーってもおしゃれ! まあるくくり抜かれたような質感の白い壁と天井は、たしかに「じゃがいも」っぽい?
ピンクを基調としたソファや小物が飾られていて、観葉植物の彩りもあり、とっても可愛いお部屋です。
奥にはクイーンサイズベッドが1つあり、その上にはシャンデリアが飾られています。しかも普通のシャンデリアではなく、どうも鹿の角を組んで作られているよう。
ゴージャスな内装で、じゃがいもの中にいることをうっかり忘れてしまいそうです……。しかもエアコンまであるというから驚き!
ただ、テレビやWi-Fiはありません。そういった外部の世界から自分を切り離して、ただただリラックスするというのが「じゃがいもホテル」に滞在する醍醐味のひとつかも。
【シャワーもエアコンもあるよ!】
じゃがいもの中ではなく、離れにはなりますが、ちゃんとシャワールームも完備されています。
シャワールームは、牛のための飼料を保存しておく倉庫「サイロ」をリノベーションして作られたんですって。ヘアドライヤーはありませんが、タオルやシャンプー、石けんなどのアメニティはちゃんと用意されています。
【アメリカツアーを終えてホテルに変身】
この「ビッグ アイダホ ポテト ホテル」は、もともと “アイダホポテトの良さをアメリカに伝えること” を目的とした「ビッグ アイダホ ポテト トラックツアー」で使われていたオブジェだったそう。
7年半もの間、アメリカをトラックで巡りながら活動をしたあと、オーナーのクリスティー(Kristie)さんが譲り受けて、ホテルとして生まれ変わりました。巨大なじゃがいもを「ホテルにしよう!」という発想もすごいですね〜!
ちなみにいまトラックには、2代目の「巨大じゃがいも」が乗って、またアメリカツアーを再開しているそうです。
【気になるお値段は?】
「ビッグ アイダホ ポテト ホテル」は「Airbnb」で予約可能。お値段は1泊200ドル(約2万2300円)となっています。とっても人気なようで、5月初めの執筆時点で5月、6月はほぼ満室。週末は8月まで埋まっています。
オーナーのクリスティーさんによると「アイダホポテトが大好きなひとには、このホテルの居心地の良さをかなり気に入ってもらえると思う!」とのこと。たしかにポテト好きなら、好きな食べ物の中で過ごすという夢のような時間を過ごせそう。
アイダホポテト好きと言わずとも、惹かれてしまうこのホテル。アイダホ方面へのご旅行の際には、宿泊候補に入れてみるのはいかがでしょうか?
参照元:Airbnb
執筆=信濃タオ (c)Pouch