レゴブロックを操る自由自在にアーティスト! 精巧で遊びゴコロある作品がスゴすぎる…レディ・ガガのMVに登場したことも
レゴブロックというと、子どもが大好きなおもちゃ……と思いきや、意外と奥が深いものだったりしますよね。
大人向けのレゴ商品なども数多く出ていますし、東京大学には「レゴ部」なるサークルがあったりもします。
今回ご紹介するのは、そんなレゴブロックを自由自在に操ることができるアーティスト、Nathan Sawayaさんの作品。ブロックで作られているとは思えないほどに緻密で自然な立体感は、8ビットの画像や映像でも見ているかのよう。
等身大の人間に、動物にアメコミのキャラ……いやー、レゴブロックの可能性って無限に近いのでは!?
【異色の経歴を持つレゴブロックアーティスト】
これまでにさまざまな賞を受賞し、「THE ART OF THE BRICK」展という展覧会を世界規模で行なっているNathan Sawayaさん。実はもとはニューヨークで働く企業弁護士でしたが、レゴ好きが高じて芸術の世界に踏み込んだという異色の経歴の持ち主だそうです。
そんな彼の作品は、精巧で美しく、そしてユーモアのセンスも秀逸。
【レディ・ガガのMVにも登場してるよ!】
たとえば真っ黄色の人間の上半身がレゴで作られた作品。実はこちら、レディ・ガガのミュージックビデオ「G.U.Y.」に登場したこともあるもので、彼の代表作ともいえるかも(MVでは顔の部分はレディ・ガガになってるけど)。
両手で胸を開いていて、その中から大量のレゴブロックがザーーーッと外に流れ出しています。体の中にもレゴブロックがぎっしり詰まっているような、けれどレゴが何かを象徴していそうな、ちょっと不思議で面白い作品ですよね。
【等身大のレゴブロック人間も】
ほかには、ベンチに腰かけている等身大の人間。このポーズがまた、両手をひざにあててぼんやりしていたり、ベンチの背もたれに片手をかけていたりと、かなり人間くさい!
正面を向いているポーズのものなどは、隣に座って肩を回し自撮りすると、仲良さげなツーショット写真になるようです。……ハイ、こりゃSNSにアップするの確定ですね。
【日本での展覧会も希望!】
見れば見るほど引き込まれるNathan Sawayaさんのレゴ作品の世界。彼のインスタグラムにも作品がたくさん紹介されているので、ぜひ皆さんもチェックしてみて。
でも、彼の作品はやはり間近で見たい。自然や街、人間と融合していてなんぼという気もするので、日本でもいつか展覧会を開催してほしいものです。
参照元:Instagram @nathansawaya
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch