無印良品が「溶けにくいアイス」を限定60店舗で発売するよ! 常温で30分前後なら型崩れないそうです
暖かくなってくると、冷たいアイスが食べたくなってきますよね。
だけど……暖かいとアイスは溶けてしまうものです。
無印良品でこの春発売されるのは、時間が経っても型崩れしにくいという、その名も「溶けにくいアイス」。これから迎える夏に向けて、おいしさを長く楽しめるようにと生まれた商品なんですって!
【注:すべての店舗で購入できるわけではないよ!】
東京にある「無印良品 銀座」にて、2019年4月4日より先行発売。4月27日からは無印良品限定60店舗で発売されるという「溶けにくいアイス」は、「ピーチ&パイン」と「マンゴー&キウイ」の2種類。
それぞれには “ピーチとパイン” “マンゴーとキウイ” のピューレが練りこまれていて、素材のおいしさを楽しむことができるといいます。
【どうやって「溶けにくく」しているの?】
それにしても不思議なのは、どうやってアイスを溶けにくくしているのかという点です。
無印良品によれば、溶けない秘密はアイスに配合された “いちごから抽出したポリフェノール” にあるとのこと。
アイスクリームは、牛乳やクリームといった油脂分・氷の粒・空気の泡の3つから構成されています。そこへいちごから抽出したポリフェノールを氷の結晶が作られる前に配合。
ポリフェノールが水分と油脂分を橋渡しするので、水分と空気の細かな泡を油脂が膜状に取り囲む状態になるのだそう。
この状態で凍らせたアイスは、温度が上がっても水が油膜に包まれているのですぐには流れ出さず、時間が経っても型くずれしにくくなるそうなんです。
【常温で30分前後なら型崩れしない!?】
ただしいくら溶けにくいとはいっても、溶けないわけではございません。
型崩れしないのは「常温で約30分前後」ということですので、ちゃ〜んと冷たいうちにいただきましょう!
珍しい特長もさることながら、フルーツのピューレならではな鮮やかな色合いも、「溶けにくいアイス」の魅力のひとつ。お値段はそれぞれ税込み190円、これからの季節、食べ歩きするにもちょうど良さそうですね♪
参照元:プレスリリース、無印良品
執筆=田端あんじ (c)Pouch