【経験者の本音】大学の「第二外国語」は慎重に選んで! ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語を選んだ人の体験談まとめ
この春から大学に進学するみなさん、ご入学おめでとうございます!
大学では教養として、必須科目である英語のほかに、もうひとつの言語「第二外国語」を履修することになります。
第二外国語は自由に選択できるので、どれを選ぼうか迷ってしまうもの。でもここで選択を誤ってしまうと地獄をみる可能性もあるので、どうか慎重になってほしいんです。
【若者よ、大人たちの屍を超えてゆけ】
というのも、Pouch 編集部で調査してみたところ、地獄どころか留年した人までいたことが判明したんです。一方で、ラクショーだったという声の上がる言語も……。
というわけで、これからご紹介する経験談を参考に、我々大人たちの屍を超えていってください!
【その1. 地獄をみた人たち】
本題に行く前にひとつ付け加えさせていただきますが、これから出てくる「第二外国語を選択した人たち」の中には、外国語が特別得意だという人はいません。
それではさっそくまいりましょう。まずは地獄篇から、どうぞ~!
フランス語を選択した人:
「オシャレかも〜♡と思って選択したら、発音がすっごく大変。巻き舌ができないので、発音の試験は地獄をみた。でも楽しい思い出もあって、フランス映画を観ていて少しだけ言葉がわかったときは嬉しかったです」
ドイツ語を選択した人:
「発音が楽だって聞いて選択したけど、実際はめっちゃ難しかった。そして今も使っていない」
スペイン語を選択した人:
「スペイン人に陽気なイメージを抱いていたので選択。先生は怖いし、スペイン語は馴染みがなさすぎて1から10まで数えるのに4年かかって留年しました」
【フランス語専攻だったわたしがみた地獄】
いやもう、なにこの地獄。
実はわたしもフランス語専攻だったのですが、選択した理由は、フランス映画が好きだったこと。そして「ヨーロッパ圏の言語は英語とよく似た部分があるから覚えやすい」と、人づてに聞いたことです。
けれどフタを開けてみたら、難しいことこの上なし!
「ってか、男性名詞と女性名詞ってなに! 見分け方が全然わからんよ~!」といつも頭を悩ませていましたし、あれほど苦労して学んだにもかかわらず、現在理解できる言葉は、「じゅまぺーる(私の名前は~)」と「だこー(了解)」と「とらばいえ(仕事、勉強)」のみです(あと数字)。
【その2. 天国だった人たち】
それでは続きまして、天国篇へとまいりましょう~!
中国語を選択した人:
「漢字を使っているから簡単だと思ったし、周りも中国語を選択していたので選びました。テスト前に一気に勉強したら間に合ったし、そこまで苦痛も感じなかったと思います」
韓国語を選択した人:
「満点とれるくらい簡単だった。もう覚えていないけどね!」
【結論:アジア言語は楽な可能性大】
さて、いかがでしたでしょうか。
今回の調査結果をふまえて第二外国語を履修したメンバーと話し合った結果、出た結論は「アジア言語は馴染みがあるからいい!」というものでした。今後なにか外国語を習得しようと考えている “大学生以外” のみなさんも、よろしければご参考に~!
執筆=田端あんじ (c)Pouch