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猫好きのエンジニアが野良猫のためにAIシェルターを発明!「顔認証システムで出入り」「病気も検知」と超ハイテク

   


本日2019年2月22日は、平成最後の「猫の日」です。

この日みなさんにお伝えするのは、世界初となる野良猫のためのAIシェルター

手がけたのは、中国最大の検索エンジン「バイドゥ(Baidu)」のコンピュータエンジニアである、ワン・シー(Wan Xi)さんという男性。自分自身が大の猫好きということもあって、冬の寒空の下で暮らす野良猫たちを救おうと、持っている技術や知識を総動員したようなんです。

【想像以上にハイテク~!】

AIシェルターの全貌は、YouTubeに投稿されている映像から観ることが可能。

コメント欄によると、AIシェルターは豊富な食料と水、さらには室温が27度に保たれた家を猫たちに提供するそうで、なんとスマートカメラで猫たちを顔認証で識別できるのだとか!

顔認証されるとAIシェルターの中へ入ることができるようになっているので、猫たちの安全が守られるというわけなんです。

【病気を患っているかどうかもわかるよ】

さらに驚くのは、EasyDLというツールを取り入れたこと。

これによって、歯肉口内炎や猫ヘルペスといった病気を検知できるほか、去勢済みか否かもわかるそう。データは近くに住むボランティアのもとへ転送されるため、病気の猫たちは適切な処置が受けられます。

【絶対に居心地イイよねぇ】

温度と湿度が制御できるうえ、換気システムまで備えているというAIキャットシェルター。

猫たちにとって理想的な環境なので、とっても住み心地が良さそうです。

【「凍っていない水をあげたかった」】

海外サイト「Bored Panda」によると、ワンさんがAIシェルターを作ろうと思ったきっかけは、「凍っていない食べ物や水を、暖かい場所で猫たちに提供してあげたい」という思い。

現に動画には、猫たちに飲んでもらうはずだった水が、寒さのせいでカチンコチンに凍ってしまっている様子が映っていました。

猫への深い思いがこんな発明を生み出すだなんて、愛って偉大! 家としての役割だけでなく、簡易的ではありますが病院としての機能も備えているので、きっとワンさんのおかげでたくさんの猫たちが救われることでしょう!

参照元:YouTubeTwitter @Baidu_IncBored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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