お正月気分が盛り上がる「かまぼこ飾り切り」5選☆ 不器用でも意外と簡単にできちゃうのです
今年もあとわずか。お正月の用意はいかがでしょうか? 「忙しくてまだ何も……」そんなときでも、紅白かまぼこがあれば大丈夫。
お正月につきものの紅白かまぼこを華やかに切れば、新年のお祝いムードが盛りあがること、間違いなし。不器用さんでも簡単に作れる「かまぼこ飾り切り」を5つ紹介します。
・小難しそうに見えるかもしれませんが、意外と簡単です。
【孔雀】〈見た目豪華度:★★★ ぶきっちょさんにオススメ度:★★☆〉
<作り方>
1. かまぼこを3ミリ程度の幅に切ります。
2. かまぼこの底側(板についていた部分)を上に向けて置き、ピンク色の方からくしの歯のように細く切り込みを入れていきます。底から2ミリ程度は切り目を入れずに残しておくこと。
3. 最後まで切れたら、くしの歯部分を左から順に、内側へ折り込んでいきます。最後まで折り込むと、かまぼこが丸く広がって羽を広げた孔雀のように見えるはず。
※ くしの歯状に切る際、ぶきっちょさんはなるべく細く切り込みを入れましょう。太く切ってしまうと、うまく折り込むのが難しくなります。小さなナイフを使うと細く切りやすいですよ。
【松】〈見た目豪華度:★★★ ぶきっちょさんにオススメ度:★★☆〉
孔雀とほぼ同じ作り方でできます。おめでたい「松」はお正月にもぴったり。
<作り方>
1. かまぼこを3ミリ程度の幅に切ります。
2. かまぼこの底側(板についていた部分)を上に向けて、ピンクの方から、くしの歯のように細く切り込みを入れていきます。底から2ミリ程度は切り目を入れずに残しておくこと。半分まで出来たら一旦ストップ。
3. 残りの半分はかまぼこを90度回転させ、2の切れ目に対してまっすぐになるように包丁を入れて、同じように細く切り込みを入れます。
4. 切り目を入れたくしの歯部分を、左から順にどんどん折り込みます。底の部分が左側に来るように置くと、やりやすいです。
孔雀と同様、くしの歯状に切る際、ぶきっちょさんはなるべく細く切り込みを入れましょう。孔雀も松も、多少厚さが違ったり切り込みが曲がったりしても目立ちにくいです。
【あやめ】〈見た目豪華度:★★☆ ぶきっちょさんにオススメ度:★☆☆〉
簡単にアレンジした「あやめ」です。あやめは葉の香りから「邪気を払うもの」とされてきた花。お正月にも良さそう!
<作り方>
1. かまぼこを1センチ幅に切る。
2. かまぼこの幅がちょうど3等分になるように、切り目を入れます。片方の端を切り落とさないように注意。
3. 切り目を入れた部分をあやめの花びらのように折り込み、爪ようじやスパゲッティで固定したら完成です。危ないので、食べる前には必ず外すようにしてください。
難しいのは3等分に切ることだけ。またスパゲッティで固定するときには、不要な部分を折って短くすると美しく仕上がります。
【薔薇】〈見た目豪華度:★★☆ ぶきっちょさんにオススメ度:★★★〉
洋風に飾り付けたい場合にオススメなのがこちら。簡単にできますよ。
<作り方>
1. なるべく薄く切ったかまぼこを3〜5枚用意します。
2. かまぼこを1枚取ってピンクの部分が少し開くようにくるくると巻き、残りを外側に、薔薇の花のように巻きつけます。
3. 楊枝やスパゲッティで固定したら完成です。
切るときに一部が薄くなって、穴があいてしまっても気にしないでOK。穴のあいたところを隠すように巻きつけてください。
【うさぎ】〈見た目豪華度:★☆☆ ぶきっちょさんにオススメ度:★★★〉
かわいらしい見た目にしたいときにはこちら。お子さんが喜びそう。
<作り方>
1. かまぼこを1センチ幅に切り、ピンクの部分と白い部分の境目に1/3程度は残すように切り込みを入れます。りんごのうさぎを作る要領で。
2. 切り込みを入れたピンクの部分の端を1センチ程度切り落とします。
3. うさぎの目の位置に、ストローで穴を開けます。
4. 2で切り落としておいたピンクの部分を、ストローで丸く型抜きし、3で作った目の位置にはめ込みます。
5. 切り込みを入れたピンクの部分を、2本の耳になるように切ります。
6. 耳を折り込んだら、うさぎのできあがり。
たとえば「孔雀」や「松」の飾り切りかまぼこ1つと、さっと湯がいたほうれん草や小松菜、焼いた切り餅1つを即席のお吸い物に入れれば、あっという間にお正月らしい「即席お雑煮」ができちゃいますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
調理・撮影・執筆=山川ほたる (c)Pouch