キャベツ用のポン酢!? カルディで販売中「キャベツのうまたれ」を買ってみた / だしの旨味が深くて万能調味料になる優れものだった
国内外の珍しい食品に出会えるお店、カルディ。
そんなカルディにある日フラッと立ち寄った際に見つけたのはくばらの「 キャベツのうまたれ」という商品
福岡県で120余年営まれている老舗「久原醤油」が作った “ポン酢たれ” で、名前のとおり、キャベツを美味しく食べるために生まれた商品だといいます。
【福岡・博多の「お口直しメニュー」として定番】
博多の焼き鳥屋でお口直しとして出されるのが “ざく切りキャベツにポン酢をかけたもの” らしく「キャベツのうまたれ」は、そんな博多独自の食文化から生まれたのだとか。
このたれは、生のキャベツだけでなく、「炒め」「蒸し」「焼き」「茹で」と、どんな調理法にも向いていると書かれています。
【どのあたりが「キャベツのため」なのか知るべく、食べてみた】
それにしても気になるのは、キャベツのために生まれたポン酢という点です。一般的なポン酢とどのあたりが違うのか、さっそく食べ比べてみることにしました。
【「味ぽん」と比べてみました】
ざく切りキャベツを用意したら、いざ実食。比較対象は、おなじみミツカンの「味ぽん」です。
まずは味ぽんバージョンのざく切りキャベツから食べてみたところ……うん、いつもどおりの「キャベツに味ぽんかけました」って味だわ。
【香り・味ともに「旨味レベル」が段違い!】
続いてキャベツのうまたれバージョンを食べてみると、まず感じたのは、だしのいい香り。だしの存在によって香りに深みが増しているといいますか、香りから「旨味」を感じることができます。
味のほうも、柑橘の酸っぱさと、だしの旨味によるバランスがとてもよく、全体的にまろやか。酸味は感じるものの口当たりは柔らかく、後味にまでだしの存在感を感じます。
キャベツのうまたれと比べると、味ぽんは柑橘の風味が強く、やや尖った印象。
原材料を見比べてみると、キャベツのうまたれには「焼きあごだし」「昆布だし」「煮干しエキス(いわし)」などが入っており、この点が味に如実に現れていると感じたのでした。
【キャベツ意外との相性もよさそう】
わたしの正直な感想をいえば
「一言で説明すると “旨味の深いポン酢” 。まろやかなので、たしかにキャベツと食べると素材の良さが際立って美味しいけど、キャベツ以外の食材にも合いそう」
というもの。
ポン酢自体が美味しいので、なるべくシンプルな食材と組み合わせたほうがいいかと思いますが……他の食材と合わせても「イイ仕事」をしてくれそうっ。
試しに豆腐にかけて食べたらとても相性がよかったですし、今の季節ならば、お鍋のたれとして使用するのもアリなんじゃないかと思ったのでした。
【アレンジレシピもあるよーっ!】
「 キャベツのうまたれ」は280g入りで税込み291円。
ちなみにキャベツのうまたれの “生みの親” である「久原醤油」のホームページには、キャベツのうまたれを使ったアレンジレシピが多数紹介されているのでこちらも要チェックですよ。
味を確かめるべく、キャベツとベーコンを重ね、たれを回しかけててレンジでチンするだけの「キャベツとベーコンのうまたれ蒸し」を作ってみたところ、お酒のおつまみにも最適な一品ができあがりました。
キャベツ以外の食材を使ったレシピもあるので、みなさんもぜひ、試してみてください~!
参照元:カルディ公式オンラインショップ、久原醤油
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch