【再現動画】平成に流行った5つの「眉メイク」が違いすぎてスゴい! 同じモデルでも眉毛次第でここまで変わって見えるだなんて!
その時代時代をいろどる、ファッションやメイク。中でも「眉」の仕上げかたは、時代のトレンドによってかなり姿を変えてきました。
アイブロウトリートメントサロン「アナスタシア」が現在YouTubeに公開しているのは、「平成眉ヒストリー」なる動画。
平成を代表する5つの眉を1人のモデルで再現しているんですが、はたして皆さんはどの眉が深く印象に残ってる?
【1980年代 バブル極太眉】
イケイケ&ド派手なボディコンファッションに合わせ、メイクは濃く&派手に! というわけで、それに合わせて眉も自己主張のある太眉が主流。
ここ数年も太眉が人気ですが、動画の80年代再現メイクを見ると形や色などやっぱりどこか今とは違う……。当時はこげ茶や黒のアイブロウペンシルなどで眉頭から眉尻までやや長めにラインを取り、塗りつぶすように濃く仕上げていました。
この時期、正確には平成の前、昭和だったりもしますが。
【1990年代 チョ→極細眉】
バブルが終焉を迎え、派手め女子高生「コギャル」が主役に!
ミニスカートにロングブーツのアムラースタイルが世を席巻し、眉は一気に細く。地の眉毛はかなり削り込み、眉山を高くとり急角度に弓なりにカーブさせて描くのが人気でした。
【2000年代 モテかわきれい眉】
時代のキーワードは「モテ」! 男性ウケのいいきれいめフェミニンなファッションやメイクが支持される時代へとシフトします。当時のファッションアイコンはCanCamモデルだったエビちゃんでしょうか。
不自然な削りこみや急角度をやめて、ナチュラル感を前面に。眉頭から眉山にぐっと角度をつけ、眉尻のラインがすっと消えるような、形をきちんと整えた「モテかわきれい眉」がトレンドでした。
【2010年代前半 愛され平行眉】
SNSの広まりとともに流行も多様化の時代へと突入。トレンドのひとつとなったのは「愛され平行眉」。
眉は太めでカーブを強調せずアイブロウパウダーやマスカラで色をのせる、チークはふわっと入れて赤みのリップで仕上げるといった「愛され顔」の演出に注目が集まりました。
まつげエクステやつけまつげ、黒目強調コンタクトなどが浸透したのもこの時代。
【2010年代後半 ナチュふわ眉】
2010年代のもうひとつのトレンド眉が「ナチュふわ眉」。ファッション同様、メイクも「抜け感」がトレンドに。
目指すは、形を作りすぎず、髪色に合わせたアイブロウパウダーやペンシルで整えるといったキメすぎないナチュラルな仕上がり。肌も眉もまるで素のように見せるのがポイントなのだとか。
【これから流行るのはどんな眉?】
以上、平成(と一部昭和)を代表する5つの眉を動画とともに振り返ってみました。動画を観ると、同じモデルさんでも眉毛次第ででここまで変わるのかということに驚かされますね。……やっぱり眉毛って大事!
そして現在、アナスタシアはツイッター上で「#2019眉予想 ネーミングキャンペーン」を2月17日まで開催中。これから訪れる新元号にどのような眉が生まれるかを予想し、その眉のネーミングを募集するというキャンペーンで、すでに「SNS映えナチュラル自眉」「意思ありハンサム眉」「トラスファー眉」などがあがっています。
個人的には、「流行は繰り返す」の法則から、そろそろ太眉ブームが終わりふたたび細眉がふたたびトレンドになりそうな気が。でも、「アムロちゃんの細眉にあこがれて眉毛を抜きすぎて生えてこなくなった」というアラフォー世代の痛恨の失敗、若い皆さんはどうか繰り返すことのなきよう……!
参照元:YouTube、プレスリリース
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch