「100歳まで生きる」が口癖だったおじいさんが遺した14個ものクリスマスプレゼント / そこには心温まるメッセージが込められていました
クリスマスにまつわる感動的なお話には『賢者の贈り物』や『34丁目の奇跡』などがありますが、現実世界でも物語のようなことが起きたようです。
今回ご紹介するのはイギリスのウェールズ地方に住むOwen Williams(オーウェン・ウィリアムズ)さん一家のもとに起きた実話。
最近、近所に住んでいたおじいさんが亡くなったそうなのですが、クリスマスにその娘さんが14個ものクリスマスプレゼントを持って、ウィリアムズさんの家を訪ねてきたのだそう。
なぜ14個ものたくさんのプレゼントが……!? 実はそこには、おじいさんからの心あたたまるメッセージが込められていたんです。
【おじいさんが遺した14個のプレゼント】
「オレは100歳まで生きるぞ」が口癖だったというおじいさん。
隣人だったおじいさんからの14個のプレゼントは、すべてウィリアムズさんの2歳の娘さんに宛てられたもので、自分が100歳になる14年先のぶんまでプレゼントを遺してくれたということのようです。
自分がもう長くないのを知って、可愛がっていた隣人の娘さんのために、亡くなる前にプレゼントを用意してくれていたということでしょうか。
ウィリアムズさんは「これから14年間、『おじいさんからだよ』と娘にプレゼントを渡すのが我が家のクリスマスの伝統になりそうだ」とツイッターに記しています。
【肉体はなくなっても心に生き続ける】
おじいさんはすでにこの世にはいませんが、ウィリアムズさん一家の心にこの先も生き続けることを思えば「オレは100歳まで生きる」というのも間違いではないといえます。
この奇跡の実話はウィリアムズさんのツイッターを通してシェアされ、世界中の人々に感動をもたらしているようです。本物のクリスマスプレゼントもうれしいけれど、こうした心あたたまるエピソードもまた素敵なギフトをもらった気分にさせられますね。
参照元:Twitter @OwsWills
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch