都会でゴミを背負って生きる「カスツムリ」が物悲しくも愛らしい…マヨのフタや納豆のタレ袋をお家代わりにしているよ
ライオンやパンダのあごが思いっきりしゃくれている衝撃作『シャクレル プラネット(SHAKUREL PLANET)』を生んだ、タカラトミーアーツのガチャブランド「パンダの穴」。
2018年11月7日より順次販売を開始したのは『カスツムリ』なる商品で、公式ツイッターの説明によると、「カスと向き合った企画」とのこと……。
カスと向き合うとは、はて、これ如何に。「?」でいっぱいになった頭で商品をチェックしてみたところ、都会に落ちてるゴミ(カス)を、カタツムリたちが殻の代わりに背負ってるんですけども~!?
【ものすごい哀愁を感じる…】
本来殻があるべき場所にあるのは、マヨネーズのフタに納豆のタレの袋など、わたしたちが日常的に接しているゴミの数々。そういったものをお家として「よいしょ」と背負っているカスツムリたちには、どこか哀愁のようなものが漂っています。
【陽気な仲間たちを紹介するぜ!】
全5種類、1回200円で販売されているカスツムリのラインナップは、体脂肪が異様に高く、すぐに道にマヨってしまいがちな、マヨネーズのフタを背負った「マヨノカスツムリ」。
納豆由来の強烈な臭気を発する、納豆のタレの袋を背負った「タレノカスツムリ」。ビールの空き缶を住処にすることが多いせいか、アルコール成分のせいで赤みを帯びた個体も確認されているという、枝豆を背負った「エダマメノカスツムリ」。
自分の殻にこもりがちな、ウズラの卵の殻を背負った「タマゴノカスツムリ」。そしてアイスのコーンを背負っているため、その甘さに惹きつけられて無数のアリたちが寄ってきてしまう「アイスノカスツムリ」という面々。
【人間と重なるところがあるような気がする】
個性豊かな顔ぶれがそろっておりますが、それぞれの持つ特性に感じられるのは、ある種の “物悲しさ” 。
コンプレックスを抱えながらも、都会の地べたでひっそり暮らすカスツムリたちが、とても他人とは思えなくなるのはわたしだけなのでしょうか……。
【ネットユーザーも大喜びです】
カスツムリたちを目にしたネットユーザーたちからは、
「またまたツボな奴が発売されてしまう」
「これはデスク周りに、ヌメヌメ配置したい」
「納豆のタレ ヤバすぎっす」
「可愛すぎてどストライク過ぎて辛い」
「コンプ目指して100円貯めておきます」
といった具合に好意的な声がたくさん寄せられていて、みなさん歓迎ムード。そのなんともいえない愛らしさに、ドキュンと胸を打たれた人が少なくなかったようでした。
「あせらず、きおわず、カスらしく」をモットーに、今日ものんびりマイペースに生きるカスツムリたち。健気な彼らを見ていたら、日頃の悩みなんて吹っ飛んじゃうかもしれませんよ!?
参照元:タカラトミーアーツ、Instagram @panda_no_ana、Twitter @panda_no_ana
執筆=田端あんじ (c)Pouch