世にも不思議な仕掛けが施された「からくりコイン」にビックリ! 精巧な彫刻で見た目もフォトジェニックです
ロシア出身のロマン・ブーティーン(Roman Booteen)さんは、コインやZIPPOライターに彫刻を施すアーティスト。極めて狭いスペースに凝ったモチーフを刻み込んでいるだけでも十分スゴイのですが、もっと感心してしまうのは、コイン “いろんな仕掛け”が隠されていること 。
たとえばスイッチを押すと、コインに刻まれたカブトムシの羽がパッと開いたり。コイン中央の人形を押すと、四方八方からナイフが飛び出してきたりと、からくりじかけのオモチャみたいな楽しさ!
独自のユニークさと精巧さが大きな注目を集めて、たま~にeBayのオークションに出品されると、そのたびに必ず高値がつくのだといいます。
【最新作にはどんな仕掛けが施されてるの?】
ブーティーンさんの作品はインスタグラムから見ることができるのですが、最新作のキーワードは “騎士の剣” 。
コイン表面に彫られているのは、騎士と女性。彼らは壁に手をつき、なにやらコソコソ相談しあっているかのような仕草を見せています。
【剣を挿すと、黄金の聖杯が現れる】
騎士は、腰に剣を携えているのですが、この剣、実際に抜くことができるんです。
そして抜いた剣を、コインのてっぺんにあるくぼみに差し込むと……アラ不思議! ふたりのそばにある壁の窓がパッと開いて、中から黄金色に輝く聖杯が出てきたではありませんか~!
【指を噛んでくるコインも!】
こんな具合に、楽しい仕掛けが満載のコインには、世界中のファンから「いいね!」が寄せられているんです。
ちなみにわたしがいちばん心ひかれたのが、 “指を噛むコイン” 。中央に置かれたコインに指が触れた瞬間、するどい牙が上下から襲ってくるという仕組みになっておりまして、インディ・ジョーンズばりのハラハラドキドキ感~!
牙の先端が結構尖っているので実際に指を差し出す勇気はないけれど、本物で遊んでみたいという気持ちがムクムク湧いてくるぞ……!!!
参照元:Instagram @romanbooteen
執筆=田端あんじ (c)Pouch