【天才の発想】捨てられたマットレス美味しそうな「ピザ」や「ケーキ」に変えていくアーティストがいました
1987年生まれのLor-Kさんは、フランス・パリで活動中の彫刻アーティスト。彫刻の材料となっているのはなんと古びたマットレス! 捨ててしまうしかないような汚れたマットレスを、美味しそうな食べ物へと変身させてしまうんです。
これまで8年に渡って、街中に溢れるゴミをアート作品へと昇華させてきたLor-Kさん。
マットレスを食べ物に変える最新プロジェクト「Eat Me」を通して出来上がったのは、ピザにカップケーキに寿司と様々なモチーフで、ポップでキュートな色合いに目を奪われる~! ビフォーアフター写真を見ると、そのあまりの違いに3度見してしまうこと必至なんです。
【制作過程も必見です】
インスタグラムでは、作品自体はもちろん、制作過程も紹介されています。
マットレスを細かく解体するところから始まって、あとは完成図のイメージどおりにかたちを作り、カラースプレーで色を塗ったら完成!
【解体作業がめちゃ大変そう…】
……と、このように端的に表現すると簡単な作業に思えてしまいますが、そもそもマットレスを解体すること自体が至難の業だと思うんです。
わたしも以前引っ越しの際にマットレスを解体しようとしたことがあったのですが、すぐに断念。制作で最初にする作業がコレだなんて、相当骨が折れるに違いないわ……!
【歩道に佇むサンドイッチが超シュール】
ちなみに完成した作品は、マットレスが実際に放置されていた場所に置かれるそう。設置まで含めて、「Eat Me」プロジェクトの一部となっているようなんです。
イチゴのショートケーキやサンドイッチが歩道にポンと置かれている様子は、なかなかシュール。
ですが汚れたマットレスより見ていて楽しくなることは間違いありませんし、なにせカラフルなので、その場がパッと華やぐような明るさがあります。
「Eat Me」プロジェクトは1冊の本にもなっているので、気になる方はLor-Kさんの開設しているオンラインショップ「Lor-K Shop」をチェックしてみてくださいね~!
参照元:Instagram @lor_k_life、Lor-K Shop
執筆=田端あんじ (c)Pouch