【本音レビュー】「大人舌」と話題の明治ザ・チョコレートの新作「ブロッサムビター」は苦いの? 甘いの? 気になるので食べてみました
おしゃれなパッケージと本格派の味わいで人気の明治「The Chocolate(ザ・チョコレート)」シリーズ。
2018年9月末、約1年ぶりの新作「凛と香り立つ ブロッサムビター」が発売されました。
CMに石原さとみさんを起用し「大人舌で、愉しみましょ」なんてキャッチフレーズをつけているのですが……。「大人舌」ってどういうこと?
公式サイトには
酸いも甘いも、苦いも旨味もしょっぱさも。
全てを知り尽くした「大人舌」は、
味わう力を持っている。
と書いてありますが……
さてさて、35才にもかかわらず、駄菓子やジャンクフードが大好きな「子供舌」の私が食べるとどうなるのか。実際に食べてみることにしましょう。
【エメラルドグリーンが目印だよ】
「凛と香り立つ ブロッサムビター」のイメージカラーは鮮やかなエメラルドグリーン。
カカオ濃度は70%となかなか高め。黄色いパッケージの「ブリリアントミルク」、水色の「ビビッドミルク」と、このシリーズ最近はカカオ50%前後のものが多かったのですが、この1枚は久しぶりのビター系です。
パッケージ裏の味の説明を見ると「澄み渡るフローラルな香り」と書かれています。そして、味のチャートを見ると、なんとミルク感がゼロ、さらに甘みも酸味もかなり低くなっています。こりゃいったいどんな味なの〜?
【さっそく食べてみる】
甘みもミルク感も酸味もそろって低いって、どういうことじゃろ……と思いながら口に運ぶと……。まず口の中に広がるのは、フルーティでフローラルな香り。そして、舌から鼻へと抜けるのはビター感。
たしかに甘みがあんまりない。そして、こっくりとしたミルク感がないせいか、口の中にしつこく残らない感じがします。今までに食べたことのないチョコの味がします……。チョコにありがちな甘みではなく、ビターな味わいと、カカオ由来の花のような香りを楽しむ。たしかにこれは大人味だわ。
このビターさ、なんか切ない。すごい年上で、めっちゃ仕事できるうえに忙しい男の人と付き合ってて、会えるのはほんの短い時間だけ……でも、かっこ悪い女になりたくないからワガママは言わない……みたいなビターなラブストーリーを脳内で妄想してしまいました。
おいしいけど、香りはステキだけど、私はもうちょっと甘いほうが好き。う〜ん、どうやら私はまだまだ子供舌のようです。
【味以外にちょっと気になるポイントが…】
さて、この「明治 ザ・チョコレート」シリーズ、パッケージデザインの美しさでも人気です。そしてパッケージを使って小物を作るなど、DIYを楽しむ人もたくさん。それを踏まえてちょ〜〜〜っとだけ気になったポイントがいくつか。
まず、パッケージの表に「クオカードプレゼント」のマークが。こ、これはちょっと残念だよ。
そして、封を開けた中面にも「クオカードプレゼント」の告知が〜〜〜〜! あ〜〜〜〜〜。
きっとね、プレゼントの告知をしながらも、シンプルなパッケージを極力損なわないように努力されてると思うんです。それはわかる、でも、これはちょっとDIY勢にとっては残念ポイントかも? とくに、中面の文様を使って小物作りしてる人にとってはダメージが大きい……。
余計な情報を排した、コンビニ菓子とは思えないスタイリッシュなデザインが革新的だっただけに、なんだか気になってしまったのでした……。
参照元=明治 The Chocolete
撮影・執筆=御花畑マリコ (c)Pouch