13歳のときに交通事故で左足を失った女性がミスイタリアのファイナリストに! 美のステレオタイプを打ち破るべく参加しました
そうそうたる美女たちがずらっと並んだ、ミスイタリアのファイナリスト。トップ3に選ばれた18歳のキアラ・ボルディ(Chiara Bordi)さんが、現在世界中から注目を集めています。
実はボルディさんの左足は、義足。13歳のときに交通事故で左足の下部を失いながらも、現在はモデルとして活躍しているんです。
美のステレオタイプを打ち破るため、そしてハンデのある女性たちがもっと自信をもてるよう勇気づけるためにコンテストに参加したというボルディさん。ステージ上でキラキラと輝くような笑顔を見せていました。
【バッシングに遭っていたらしいんだけど…】
驚くのは、義足ながらもハイヒールをきっちり履きこなしていること! 義足自体のデザインもメタリックでクールですし、美しく整った顔立ちと相まって、全体のたたずまいがとても画になっているんです。
他の出演者と並んでも全く見劣りしないどころか、その唯一無二の美しさは際立つばかり。ですがボルディさんがミスイタリアの決勝大会に進んだとき、インターネット上では「体が不自由だから選ばれたんだろ」といった批判的な声が挙がっていたといいます。
【しっかり結果を残したぞ~~~!】
しかしボルディさんはバッシングにも決して屈することはなく、自ら選んだ道で着々と歩を進め、見事に第3位という栄誉を勝ち取りました。
インスタグラムで結果を報告したときには、「これほどうれしいことって他にありません!」と喜びを爆発。
「自分自身が変わった感じがします。さらに強くなれたし、さらに自信が持てるようになりました」
とコメントとしていて、ミスイタリアの参加者やスタッフにも感謝の意を伝えています。
【世界中から「おめでとう」の声が集まる】
そんなボルディさんを祝福する声も続々集まっていて、イタリア語だけでなく英語やロシア語もチラホラ。カザフスタンからも「あなたは素晴らしい」というメッセージが寄せられていて、ボルディさんの喜びが世界にどんどん広まっていっているかのよう!
【新しいことにチャレンジしていく姿に勇気づけられます】
海外サイト「ILSECOLOXIX」の報道によれば、脚を切断した際は数カ月のあいだに3度も手術を行ったそうで、もしかしたらこのときに強靭な精神が養われたのかも。
人生で最大の壁ともいえる苦難を乗り越えたボルディさんは、その後ランニング・ウィンドサーフィン・カヌー・登山といったスポーツに次々挑戦していって、ついにはミスイタリアにまで出場。
憶することなく新しいことにチャレンジしていく姿があまりにもまぶしくって、秒でファンになっちゃいました!
参照元:Instagram @chiarabordi_、Instagram @missitalia、Facebook、ILSECOLOXIX
執筆=田端あんじ (c)Pouch