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「無印良品キャンプ場」がとにかく画期的! 無印良品のお店、超充実のレンタルセット、大自然の絶景など、初心者でも100%楽しめる場所なのです

   


みんな大好き無印良品。美味しいレトルトカレーから生活に便利な家具に化粧品など、ふだんとってもお世話になっております!

さてさてその無印良品が、キャンプ場を運営しているって知っていましたか?

無印良品キャンプ場では、無印良品のお店があったり、超充実したキャンプ用品がレンタルできたり、長期休みはイベントが開催されたりと、手ぶらでも楽しめる環境が整っているのです♪

そこでキャンプ超初心者の私が友人といっしょに思い切ってキャンプデビューしてみましたぞ!

【日本で3箇所だけ!】

無印良品キャンプ場があるのは、新潟県の津南、岐阜県の南乗鞍、群馬県の嬬恋の3カ所です。

東京からいちばん近いのは、群馬県の嬬恋!……なのですが、クマの目撃情報(2018年6月21日時点)があり、一部エリア閉鎖中。なので今回は新潟県の津南キャンプ場へ行くことにしました。

利用には、MUJI.netメンバーへの会員登録と事前予約が必要です。キャンプ専用サイトから泊まりたいエリアとレンタル用品の予約をして当日現地に向かいます。

【レンタルセットが初心者に優しすぎる…】

新幹線とレンタカーで片道3時間をかけて、無事到着。受付(センターハウス)にいくと、キャンプ場の利用案内、地図、テント設営方法とレンタル用品を渡されました。

今回はベーシックセット(※1セット4名用)をチョイス!  中には、スノーピーク社のテント、タープ、テーブル、キッチンセット、ランタン、シュラフ(※寝袋)、アイスボックス、食器、まな板、包丁など……とにかく充実してる!

【無印商品の品ぞろえぶりは最低限!】

ガスや調味料など足りないアイテムは、キャンプ場内にあるセンターハウスで購入可能。ここには無印の商品の他に地元の名産品やキャンプ用品なども取り扱っています。

さて、無印商品はどれくらいあるのかというと……あるっちゃある! んが、種類的にはそんなに多くないです。

無印のカレー数種類、麺類、マシュマロ、ドリンク、そして着替え系やエチケット系など最低限あるのみでした。

【自然豊かなキャンプエリアに感動】

テントエリアはひとつひとつがとにかく広ーーい! おまけに隣のグループが見えないように、大きな草木が壁となってプライバシーを守っているの環境にも驚きました。

そして最も感動したのが景色! 私が選んだC45は、目の前に津南の絶景が広がり、凄まじい開放感なのです。あぁ〜ー気持ちがいいよーー!

【んが!キャンプはそんなに甘くなかった…】

シャワーはあるし、トイレはキレイだし、ゴミ捨て場もあるし、とにかく充実している無印良品のキャンプ場。しかし、キャンプはそんなに甘くなかった。

・山の天気がヤバかった

慣れないテント設営に必死になっていると、晴れていた空から「ゴロゴロ…」という不穏な音が。その瞬間、雷の鳴る豪雨に襲われ大混乱。慌てて車に避難したものの、キャンプ道具はびしょ濡れに……。今回のキャンプ中、晴れ・曇り・雨・雷・虹・猛暑・極寒を体験し大自然が身にしみました。

・キャンプグルメ、調子乗って失敗

「食事はレトルトじゃつまらん」と調子に乗ったのが地獄の始まり。えさ釣りでゲットした魚でパエリア、来る途中のスーパーでゲットした津南ポークで燻製、地元野菜と無印商品でスープ、無印のカレーでタンドリーチキン♪とかやっていたら、家と勝手が違って大混乱。ガスコンロを借りたものの風で火が消えたりと、いつもより時間がかかります……。

19時くらいから調理を始めたのに気がつけば深夜0時手前。キャンプ料理がこんなに大変だったなんて知らなかったヨ。シャワーに入る気力すらなく、素直に無印のレトルトカレーとごはんを食べときゃよかったと後悔しました。

・とにかく虫、虫、虫

ブヨ、蚊、ハエ、アブ、ハチ、謎の虫など、とにかく終始虫祭り。蚊取り線香も、虫除けスプレーも効果を感じず、超刺されまくります。おまけにテント内に侵入した蚊と慣れない寝袋のおかげで朝まで眠れませんでした。

【でも…無印のキャンプ場でヨカッタ】

人生初のキャンプ、正直に言って超大変だった。だけど「また行きたい!」と思っちゃう魅力がいっぱいだったのも事実。

雨が上がると綺麗な虹が伸び、夜空を見上げると、プラネタリウムみたいに満点な星空、満月が明るすぎて月の光で影ができる夜道と、景色は最高。時間はかかったけど、外で食べる食事の美味しさは格別だし、テント設営も意外と楽しいのです!

沢山の失敗に落ち込むのではなく、「次はこうしよう!」と再挑戦したくなるのは、無印が初心者に優しいキャンプを提供してくれたから。

「キャンプってのはな、そうじゃないんだよ! だから初心者はダメなんだ!」と厳しい目線一切なく、「キャンプ始めてなの? ゆっくりでいいから楽しんでいってね♪」というマリアのような優しさがココにはあるのです。

【気になるお値段は…!】

津南のオートキャンプエリアは大人(中学生以上)ひとり2160円。小学生は1080円。未就学は0円。そして私がレンタルしたベーシックセット(スノーピーク※1セット4名用)は15,120円です。

手ぶらでフラ〜と行ってもなんとか楽しめる無印良品キャンプ場。個人的には虫対策寝床対策を考えてぜひリベンジしたいと思っています!(誰か教えてください)

参考リンク:無印良品キャンプ場
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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