「ぼくはサッカーが好きだ」大杉漣さんの直筆メッセージを息子さんが発見し公開 / サッカー愛と温かな人柄が伝わってきました
俳優の大杉漣さんの突然の訃報から、早4カ月が経とうとしています。
大杉さんは多趣味であることで知られており、無類のサッカー好きだったことは特に有名。
大杉さんの息子で写真家の大杉隼平さんのツイッターによれば、2018年6月14日から7月15日にかけてロシアで開催される「2018 FIFAワールドカップ」の開幕を、楽しみに待っていたといいます。
【漣さんの直筆メッセージだ~!】
隼平さんはワールドカップの開幕日である14日に、漣さん直筆の文章をツイッターに公開。
「サッカーを愛し、サッカーから元気をもらっていた」
「とてもあの人らしい言葉だと思う」
というコメントとともに公開されていたのは、漣さんがつづった、サッカーに対する “ラブレター” のような文章でした。
【この文字、言葉…漣さんそのものじゃあないか】
「ぼくはサッカーが好きだ」
このストレートな一言から始まる “ラブレター” には、時間があればピッチに立っていること、技術も体力も衰えたがサッカーへの愛は深まる一方であることが書かれていて、読んでいるだけで漣さんのあの低くて穏やかな声が聞こえてくるよう。
筆圧の弱めで流れるような文字は、美しくて、控えめで、茶目っ気があって、漣さんそのものといった印象を覚えてしまいます。「好きなものに理屈なし!」という一言も、実に漣さんらしい……!(会ったことないけどそう感じちゃいました)
【最初から最後まで「サッカー愛」に溢れていました】
サッカーとともに歩んできた47年間を振り返りながら書いたと思われる “ラブレター” を締めくくった言葉は、「ありがとう、サッカー」。
シンプルながらもサッカーへの愛に溢れた直筆メッセージは瞬く間にリツイートされて、その数は1万5000超。「いいね」の数も3万5000超にまでのぼって、以下、コメントもたくさん寄せられていました。
「漣さんの声が聞こえてくるような字ですね」
「ちょうど今、雑誌のサッカー特集を見て漣さんの事を考えてました」
「会いたくなります」
「蓮さんの書いた文章を読むだけで涙が出てきます」
「漣さん きっとロシアまで観に行ってますね」
もしかしたら、W杯の会場であるロシアのサッカースタジアムをよく観たら、大きな声をあげて応援している漣さんの姿が見えるかも? これから約1カ月間、わたしも漣さんと一緒にサッカー観戦を楽しむぞ~~~!
参照元:Twitter @shumpeiohsugi
執筆=田端あんじ (c)Pouch