資生堂のプチプラコスメ「リップカード」は大人女子でも使える!? 発色・色持ち・コスパなど徹底検証してみました☆
カードタイプの口紅にキスをすると、スタンプのように発色するという資生堂 アイスクリームパーラーコスメティクスの「リップカード」が編集部に届きました。
こういうシカケのあるおもちゃみたいなアイテムに弱いんですよね〜。ってことで、使ってみましたよ〜っ! 発色や使用感、コスパも含めて、正直レビューをお届けします☆
あ、唇写真いっぱい出てきます! お見苦しいですがご容赦を。ブチュー♡
【アイスクリームパーラー「リップカード」】
ビビッドなカラーバリエーションが楽しい資生堂の「リップカード」。価格はひとつ378円(税込)です。資生堂の口紅としては、破格のお値段だなあ。
アイスクリームパーラーコスメティックスのコスメは、その名のとおりそれぞれの色にアイスを思わせる名前がつけられているのが可愛い♪ このシリーズは、資生堂のオンラインショップ「ワタシプラス」限定アイテムだそう。
【発色はかなり良し!】
まずはじめに使ってみたのは、自分で口紅を買うとしたら、まず選ばなさそうな「ダークチェリー」。こんなときこそ冒険してみなくちゃ〜。
カードの裏には使い方が書かれていました。
1. 蓋を開け、カードの折れ線部分を山折りにします。
2. 折れ線部分を唇に直接あて、スタンプをするように塗布します。
3. 最後に指でポンポンとなじませると自然な発色を実現します。
ほうほう、と思いながらガイダンスの通りにカードを追って、パクっとくわえます。ふむふむとしばし時間をおいて、カードを外してみた結果。
唇の端からはみ出ている……。
そして唇のふちにほとんど色がのっていない……。
下手か! 思わず鏡の向こうの自分に怒りがこみ上げます。これってもしかして、唇で挟むだけではダメなのでは? スタンプするように……ってどんな感じかわかんないぞ……。
とにかくはみ出したところを拭き取り、上下の唇を合わせたり指でポンポンとなじませて微調整。すると、見た目の暗い色に反して、めちゃめちゃ肌なじみの良い色だとわかりました。
落ち着いたダークレッド、すごく良くないですか? 発色の良さは間違いなしです。
【1回分と書かれているけれど…】
ここでちょっと気になったのが注意書き。使い切りタイプ、1回分ですと書かれているけれど、カードにはまだたっぷりリップが残ってるんですよねえ。もったいないな〜。
というわけで、蓋をしてその日一日持ち歩くことに。
昼食のあと、夕方コーヒーを飲んだあとなど、ちょっと化粧直しをしたいな〜ってタイミングでカードを唇に挟みつつ過ごしてみたところ、夜まできれいな発色を保てました!
ツヤ感がやや落ちていますが、全然許容範囲。塗り直しの合計回数は4回、カードに残るリップの量を考えると、4〜5回が限界かな、って感じです。
【色持ちはどのくらい?】
翌日は別の色で「どのくらい色持ちするか」をチャレンジ。朝イチに唇に塗ったあと、塗り直しせずに過ごしてみました。
お昼にしっかり中華を食べたあとは、唇の縁には色が残るものの、唇の真ん中はガッツリ色落ち。夕方コーヒーを飲んだりおやつを食べたり、まったく容赦せずに過ごした結果、夕方には唇はほぼスッピン状態に。
まあやむなし、という気がしました。化粧直しなんにもしてないし! 逆に言うと、やはりこのリップカードは「1回きり」ではなく「1日分」として持ち歩かなければ、いろいろ不便だと思います。
【付け方のコツ】
2日続けて使ってみてなんとなくわかったのは、付け方のコツ。スタンプをするように……というのがよくわからなかったのですが、唇にカードをくわえたあと、上下にパタパタと動かすと唇にまんべんなく色がついてくれるような気がしました。
やっぱちょっと横がはみ出てますけど。これは唇の形の個人差ということで……。
【新色にチャレンジしやすいのが◎】
「リップカード」のカラーバリエーションは、現在6色。上唇と下唇で異なるカラーになっているものもあって、普通のリップとは違う楽しみ方ができるのが魅力。また、一日中つけていても唇の乾燥が気になったり、荒れたりしなかったのもポイント高いです。
378円で1日分と考えると、ちょっとコスパは微妙かもしれません。ただ、これまでトライしたことのなかった色にも気軽に挑戦できることを考慮すると、全然アリだと思いました。
かさばらないので、旅行など、ちょっと普段と気分を変えたいときに何色か持って行っても楽しいかも!
参照元: ワタシプラス by SHISEIDO
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch