いらない本が子供の未来を作る「こどものみらい古本募金」が画期的 / 本の査定額をそのまま寄付できて5冊以上で送料無料だよ
季節の変わり目は、模様替えの時期。家の大掃除をしたという人も、少なくないのではないでしょうか。
大がかりな掃除をした後や引っ越しの際に必ずといっていいほど出てくるのが、 “もう読まなくなった本” 。もしもあなたがいま、そういった本をどこかへ捨てるなり引き取ってもらうなりすることを考えているのなら、子供たちのために寄付するというのはいかがでしょう?
ご紹介するのは、ツイッターでも話題となった、内閣府のホームぺージで紹介されている「こどものみらい古本募金」。こちらに書籍を寄付すると、 “学びの機会” や “衣食住” が十分でない子供たちを支援しているNPOなどの民間団体に、支援を行うことができるんです。
【5冊以上で送料無料に】
利用方法は簡単で、まずはいらなくなった書籍をダンボールなどに梱包します。本が5冊以上あればなんと送料無料(!)になるので、あればあるほどいいかも♪
対象となるのは、本、コミックセット、DVD、CDアルバム、ゲームソフト。国際標準図書番号(ISBN)のない本などは取り扱いできないそうなので、この点予めご注意くださいね。
【査定額=寄付金になります】
続いてウェブか電話で申し込みを行ったら、指定した日時にやってきた配送業者に梱包した荷物を渡すだけ。その後は「こどものみらい古本募金」を提携している株式会社バリューブックスが書籍の査定を行い、査定額がそのまま寄付金となる仕組みになっています。
寄付は自分の名前で行うことができ、寄付金額は、書籍寄付受領書によって知らせてくれるとのこと。個人ではもちろん、企業での取り組みも受け付けているようなので、会社ぐるみで参加してみるのもいいかもしれません。
【思い当たる人は利用してみては☆】
重い本を自分で古書店まで持っていくのはなかなか大変ですし、このシステムはありがたいかぎり。読まなくなった本が誰かの手に渡り、さらにそのお金が未来ある子供たちのために活用されれば、愛読してきた本たちも喜んでくれるのではないかと思うんです。
さあ、善は急げ。読む当てのない書籍が部屋に積まれているというあなたは、さっそく利用してみてはいかがでしょうか。
参照元:内閣府、Twitter
執筆=田端あんじ (c)Pouch