『地味にスゴイ!』第9話が神回! 地味だけど輝いている仕事にスポットライトを当てた感動回でした
日本テレビ系ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』の見どころの1つといえば、なんといっても石原さとみさん演じる悦子のファッション。
しかし2016年11月30日に放送された第9話の悦子ファッションはというと、いつもの「派手! 華やか! 個性的!」といった雰囲気とは180度間逆。グレーのワンピースにグレーのコート、足元までダークカラーだし、ヘアスタイルはまさかの “1本縛り” !
いつも元気いっぱいな悦子の変わりように、観ているこちらはハラハラドキドキ。しかし公式ツイッターによれば、この日は「地味スゴらしさが詰まったお話、地味スゴならではのお話、地味スゴでしかできないお話 つまり神回です」とのこと。神回って……一体どゆこと!?
【地味だけど、なくてはならない仕事をするひとたち】
第9話で、悦子は、念願かなってファッション誌の校閲を任されたもののミスを連発。おまけに大切な後輩が自分の1番好きな人に好意を抱いているかも知れないと知ってしまって、さらに落ち込むことに……。気持ちが反映されたのでしょう、スタイルまで地味〜になってしまったのであります。
一方、悦子の想い人、菅田将暉さん演じる幸人は、地味だけどいなければ成り立たない「校閲」という仕事をしている悦子の影響を受けて、「地味スゴ」仕事をしている人たちを取材。本にしようと考えていたのです。
【点検してくれる人がいるから、遊具で遊べるし電車にも乗れる】
たとえば、公園の遊具で遊ぶ子供たち。毎日渡っている橋。電車で学校や会社へと通う人々。どれも当たり前な光景だけど、その裏には、遊具を、橋を、電車を点検して安全を確認している人たちがいる。電気を、安定供給してくれている人たちがいる。
【「当たり前」を作るってすごいこと!】
“当たり前” を支える人たちがいなければ、当たり前が当たり前ではなくなる。普段はその恩恵に気がつくことのできない仕事に就いている人たちこそ、輝いているのだ。第9話は、陰で世の中の “当たり前” を支える人たちにスポットライトを当てた、まさに神回だったのでありました。
【ネットの声】
公式ツイッターやインスタグラムには「感動した」「9話の地味スゴは涙が止まりません」といった声が数多く集まっていたほか、「地味な服でも悦子は可愛い」「スカーフでお団子にした時やばいと思いました」といったコメントも。たしかに悦子はどんな服を着ていても可愛いよね♪
この日登場したファッションはインスタグラムでチェックできるので、ぜひご覧になってみてください。はああ、それにしてももう少しでドラマが終わってしまうだなんて信じられない……寂しすぎるお!
参照元:地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子 公式サイト、Twitter、Instagram
執筆=田端あんじ (c)Pouch