パスポートを5年で申請するメリットって? スタッフに聞いてみました
先日、パスポートの有効期限が残り少なくなったので、切替申請に行ってきました。旅券窓口で申請書を記入するとき、ふと思ったんですけど……有効期限が「5年」のものと「10年」のものがあるけれど、どちらを選べばいいのでしょう?
20歳以上なら、有効期限が「5年」のものか「10年」のものを選択できます。申請費用は、「5年」が1万1000円、「10年」が1万6000円。
5000円しか変わらないのに、有効期限が倍なんだったら、誰でも「10年」を選ぶんじゃあ? ひょっとして「5年」を選んだ方がいい場合もあるのかしら?
気になったので、窓口でスタッフに聞いてみましたっ
夢野:「すいません、『5年』を選んだ方がいいのはどんなケースですか?」
スタッフ:「えっと、どんな使い方をする予定ですか? 何回も頻繁に海外に行ったりしますか?」
夢野:「いえ、普通に年1回とか旅行に行くだけですけど」
スタッフ:「そうであれば『10年』でいいと思います。
何回も頻繁に海外に行く場合、出入国のスタンプを押すページ(査証欄)がいっぱいになることがあるんです。2500円を支払えば1回だけページを増やせるのですが、それでも足りなくなると、切替申請が必要になるので『5年』を選んだ方がいいですね。あ、写真を早めに変えたい人も『5年』を選んだ方がいいですね!
あとは……結婚などで本籍や名字が変わっても、『記載事項変更旅券』を申請して、今あるパスポートの有効期限を引き継げます。一般的には『10年』の方がいいと思います」
夢野:「ありがとうございます!」
まとめると、どうやら「5年」を選んだ方がいいのは、
・めちゃめちゃ海外に行く
・パスポートの写真が10年も同じなんてイヤ!
という場合のようです。というわけで、私は10年を選びましたよ〜。
参考リンク:外務省、東京都生活文化局
画像=ぱくたそ
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch