スマホを封印できるケースが意外と原始的だった件 / スマホ依存症から卒業できるかな?
仕事中や食事中、デートのときやお風呂のとき。少しでもスマホを手放すと気になってしょうがない……そんなスマホ依存症気味な人、皆さんの中にもいるんじゃないでしょうか?
かくいう私もそんなひとり。スマホを気にせず他のことに集中しよう……そう思えば思うほど、かえってスマホが気になってしまったり。ああ、この症状、いったいどうすればいいの……!?
ハイ、そんなお悩みを解決してくれそうなアイテムを海外クラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」に登場していました。その名も「DistractaGone」。なになに、どんなアイテムなの? 気になる!
【どんなアイテムなの?】
この「DistractaGone」、日本語に訳すと「気が散ること(Distracta)をなくす(Gone)」というような意味なんですが、半ば強制的にスマホを遮断してくれるアイテムなのです。
スマホよりひと回り大きなボックス型になっており、使うときに、中にスマホを収納します。そしてフタを閉め、ボタンを押して時間を設定しロックをかけます。するとその時間までは開けることができないという仕組みです。
……あれ、意外と原始的。たしかにこれなら物理的にスマホをさわれなくなりますね。
【着眼点はいいんだけど、ね……】
自分の心を静かに保ちたい、仕事や趣味に没頭したい、ゲームやSNSにのめりこんじゃうのを防ぎたい……こんなときに「DistractaGone」は役にたってくれそう。しかしメリットばかりじゃありません。たとえば、ビジネスの大事な電話がかかってきた、事故や災害に巻き込まれて助けを呼びたい、なんてときにはめちゃくちゃ不便なのでは?
そのせいかどうかはわかりませんが、残念ながらクラウドファンディングは目標金額に達しないまま終了してしまったようです。アイデア自体はおもしろいけれど、実際に欲しいかどうかは別ってことかしら。皆さんはこの「DistractaGone」、使ってみたいと思う?
参照元:KICKSTARTER
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch