「髪(紙)切ります」!? 髪の毛1本1本を繊細に表現した切り絵アートに度肝を抜かれます
インド西部の主要都市アフマダーバード出身のパース・コテカール(Parth Kothekar)さんは、紙で “髪” を生み出すアーティストです。
一体何を言っているのか、よくわからないでしょう? でもね、パースさんの作品をひと目見れば、文字通りの意味だということを理解してもらえるのではないかと思うんです。
パースさんはペーパーアーティスト。およそ2年前からペーパーアートを学び、今ではなんと人間の髪の毛をペーパーアートで表現できるまでのレベルに達しました。
【制作には最低7日かかるそう】
海外サイト「Bored Panda」によれば、パースさんは髪の毛の複雑さを表現してみたいと思い付き、 “髪ペーパーアート” の制作を決意。それぞれの作品を完成させるまでには最低でも7日は必要で、すべてクラフトナイフで仕上げているといいます。
【透け感と立体感がリアルさを醸し出す】
パースさんのインスタグラムには目を見張るような “髪ペーパーアート” がずらりと並んでいて、わたしは初めて目にした瞬間に「すご~~~い!!!」と叫んでしまいましたよ。
作品は、両手で抱えるほどの大きさで、1本1本の髪の毛が繊細に作られており、髪の毛の隙間からは、背景がうっすら透けて見えるんです。
この隙間が立体感を演出するので、触れたらさらさらーっと、髪の毛が指の間をこぼれていくのではないかと思えるほどリアル……! 今までたくさんのペーパーアートを見てきたけれど、絵のタッチといい細かさといい一見シンプルなところといい、ダントツで好きな作品だわ~!
【朗報:実際に買えます◎】
ちなみにパースさんは海外ショッピングサイト「Etsy」にお店を出しており、作品を実際に購入することができるんです。
大きな作品はなく、手のひらサイズの作品のみのラインナップですが、安いものだと2000円台から手に入りますので、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:Instagram @parthkothekar、Etsy、Bored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch