実写映画『ピーターラビット』予告編が日本と海外でまったく違う! 日本版はほっこり系・海外版は邪悪でファンキー!?
全世界36の言語でシリーズ累計1億5000万部のベストセラーを誇る絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」。このたびハリウッドで初めて映画化され、日本では2018年5月に公開されることが決定したそう。
けれどこの実写版『ピーターラビット』、予告編が海外と日本でまるで違うと話題になっているんです! 観てみたところ、たしかにぜんぜん違う……!!
日本では「可愛らしいピーターラビット」ですが、海外版は「邪悪でいたずら好きなピーターラビット」ってなイメージ。もはや別物映画に思えるレベルなんだけど……!
【日本版の予告…ロマンチック!】
まず日本版の予告を観てみると、青いジャケットを着たおなじみのピーターラビットが、大自然の中をぴょんぴょんと駆け回る様子が映し出され、「イギリスの湖水地方を舞台に、青いジャケットがトレードマークのウサギのピーターと、自然を愛する女性ビア、都会から越してきた青年トーマスとの楽しくてロマンティックな物語が始まります」とのナレーションが流れます。
やさしい人間の男女と愛らしいウサギとが繰り広げるハートウォーミングな物語が想像されますね。「ロマンティック」って言ってるし。
【海外版の予告…トムとジェリーかな?】
しかし、海外版予告を観てみると……。こっちのピーターラビット、可愛げというものが感じられない! おしゃべりですばしっこくいたずら好きな感じです。いっぽうのトーマスも好青年なイメージはなく、クワをピーターラビットに振り下ろそうとする場面が……。
そしてピーターラビットとトーマスは殺るか殺られるかの戦いを繰り広げる展開に。ワナ用のくさりを仕掛けたり、電流の流れる有刺鉄線を張ったりと双方まったくもって容赦ナシ! もはやこれ、トムとジェリーとかひつじのショーンとかのノリっぽい。
【別映画かと思うレベル】
日本版と海外版で予告やポスターの見せ方が異なることはときどきありますが、今回の『ピーターラビット』に関してはもはや別映画かと思えるレベル。
海外版はかなりファンキーなテイストなだけに、日本版予告の「楽しくてロマンティックな物語」というナレーションがどうにもジワジワ来ます。
現在ネットでは海外版予告を紹介したツイートが現在話題となっており、8000件以上のリツイートがされています。「寧ろこっち(海外版)の方が観たいと思ってしまった!」という人もいますが……さて、皆さんは見比べてみてどう思う?
参照元:プレスリリース、YouTube [1] [2] [3]
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch