渋谷の日本酒誕生なるか? 「スクランブル交差点」と「ハチ公」がラベルになったハイセンスな日本酒が支援者を募集中
東京で一、二を争う観光地の渋谷。世界的に有名なスクランブル交差点をはじめ、観光スポットはたくさんあるけれど、渋谷の街に特化したお土産となると、あまりないような気がします。
このたびクラウドファンディングサイト「Makuake」に登場したのは、その名も「渋谷で乾杯!! シブヤにカンパイ!!」プロジェクト。
この企画は、一般財団法人渋谷区観光協会が、渋谷のオフィシャルお土産を作ろうと立ち上げたもので、渋谷のシンボルとも言えるスクランブル交差点とハチ公銅像をパッケージデザインした日本酒2種類を完成させたようなんです。
【オシャレだけど親しみやすいデザインです】
日本酒はどちらも純米吟醸。スクランブル交差点をイメージしたラベルも、ハチ公をイメージしたラベルも、スタイリッシュでありながら、どこか素朴な雰囲気。にじみ出る “親しみやすさ” も、地域を代表するお土産としては大切な要素なのかもしれません。
うっすらと青みがかったボトルと白いラベルの色のコントラストが美しく、つい手に取ってみたくなっちゃいます。
【それぞれ醸造元が異なるんだって】
ラベルデザインも異なれば、醸造元もそれぞれ異なるのが、今回の日本酒の大きなポイント。
スクランブル交差点がデザインされている「渋谷のスクランブルですれちがい」は、能登にある明治2年創業の「数馬酒造」が蔵元で、「メロンのような華やかな香り、お米の旨味を感じつつスッキリした飲み口」を特徴とする酒質だそう。
そしてハチ公がデザインされている「渋谷のハチ公で待ち合わせ」は、新潟県にある明治18年創業の「宝山酒造」が蔵元。「マスカットのような爽やかな香りとドライな口当たり」を特徴とする酒質だそうですよ。
【注:目標額を達成しないと売買契約が成立しません】
用意されている支援コースは、税込み3200円から。こちらのプロジェクトは、目標金額を達成した時点で売買契約が成立するものであり、支援を申し込んだからといって確実に日本酒が手に入るわけではないので、あらかじめ注意しておいてください。
2020年の東京オリンピックに向けて、渋谷の街を世界にPRする第一歩ともいえる「渋谷で乾杯!! シブヤにカンパイ!!」プロジェクト。新しい酒づくりを応援できるというのは、日本酒好きにとっては願ったり叶ったり、ですね♪
参照元:Makuake
執筆=田端あんじ (c)Pouch