【宮城のお土産】優しすぎるカレー味がしみる「白石カレーうーめん」 #地元民が本当にオススメするお土産選手権
本当に美味しい土産は、地元民が知っている!
旅行に行けば行くほど迷ってしまうもの……それはお土産! なんでこんなにお土産があるんだYO!! 雑誌のお土産ページが見開きで何ページもあるYO!!
そんな迷える子羊のためにあるのが、Pouchの「地元民が本当にオススメする土産シリーズ」なのだ★ 雑誌やテレビでもなく、手みやげの達人でもなく、地元民がガチで愛するお土産とは……?
今回ご紹介するのは都道府県の公式キャッチコピーが「美味し国 伊達な旅」な宮城県の「白石(しろいし)カレーうーめん」です。
【推薦者「優しさに涙が出る味」】
オススメ土産:きちみ製麺「白石カレーうーめん」
推薦者:宮城県出身 サイトウさん
推薦文:大事な人にはこれを必ず買って行きます。これ、やさしさと幸福のかたまりなんじゃないかと。忙しい人にも料理苦手な人にも手軽に作れるし、非常食にもなるし。それに、うーめんは作られた経緯がすばらしいのです。カレーを食べると幸せな気持ちになる人が多いと聞いたのでオススメはカレー味。
この企画が始まる前から推薦者のサイトウさんに何度かうーめんをもらっていた私。そうか、サイトウさんは私のことを大事な友だちと思ってくれてたんだ……と感動しながら、さっそく作っていきます!
【そもそも「うーめん」とは?】
うーめん(温麺)は宮城県の名物で、そうめんの一種。通常の麺類よりも、麺の長さが短く、麺に油が塗られていないのが特徴です。
江戸時代に大畑屋鈴木浅右衛門が、胃腸の弱い父親のため、僧侶に教わった油を使わない麺の作り方を覚えて作ったのが始まりだそう。なるほど、作られた理由からして優しい……。
箱の中には、うーめんと一緒に、カレー味のスープが入っています。麺が普通のうーめんよりも黄色いのは、カレー粉を練り込んであるからだそう。
せっかくなので、説明書にあるとおりに、キャベツやニンジン、玉ねぎ、豚肉などの具入りで栄養たっぷりに作ってみることに。
【柔らかな麺と優しいカレー味】
野菜と肉を炒めたあと、麺を茹でて、スープを入れて出来上がり! 麺は短いのですぐに茹で上がるし、カレーのスパイスの香りがほどよく食欲を刺激します。できあがったカレーうーめんは、栄養たっぷりでめちゃめちゃ美味しそう!
実際に食べてみると……とにかく、優しい。麺はそうめんよりも若干コシがあります。そして、短いのでスープとからんで食べやすいです。とろりとしたカレースープは、スパイスがきいてるけど辛くはなくマイルドで、カレーうどんを思わせます。
【おかあさんの味や…!】
自分で作ったにもかかわらず、食べながら思うのは「お母さんの味……」ということ。試験勉強中の夜食や、風邪気味のときに作ってくれた夕飯を思わせるのです。
野菜がたっぷりはいったカレーうーめんを食べながら、故郷を思いだし、なぜか涙が……。泣いてもいいですか?
たしかに「カレーうーめん」は優しさのかたまりのような食べ物でした。お家に常備しておきたいです!
参考リンク:きちみ製麺
撮影・執筆=御花畑マリコ (c)Pouch
★コチラもどうぞ→シリーズ「地元民が本当にオススメするお土産選手権」