【宮崎のお土産】九州ラーメンはとんこつだけじゃない! 桝元の「辛麺」は旨辛ラーメンの新境地! #地元民が本当にオススメするお土産選手権
本当に美味しい土産は、地元民が知っている!
都会に行けば行くほど迷ってしまうもの……それはお土産! なんでこんなにお土産があるんだYO!! 雑誌のお土産ページが見開きで何ページもあるYO!!
そんな迷える子羊のためにあるのが、Pouchの「地元民に聞いた本当にオススメのお土産シリーズ」なのだ★ 雑誌でもなく、土産の達人でもなく、地元人が本当にオススメするお土産とはーー?
今回は宮崎県から、とんこつとはひと味違うラーメンをご紹介! 桝元(ますもと)の「辛麺(からめん)」です。
【推薦者「ラーメンとは別のジャンルを確立してる気がします!」】
オススメ土産:桝元 辛麺
推薦者:主婦のマイさん
推薦文:九州のラーメンはとんこつベースが有名だけど、宮崎はあえてこれを推したい。鶏ガラ醤油ベースのスープに、にんにくと辛過ぎない唐辛子、ニラの風味がコクを出してます。こんにゃく麺は歯ごたえがしっかりしていてツルッと喉越しがよく、卵でとじてあるのでスープも絡んで美味しいです!辛麺はラーメンとは別のジャンルを確立してる気がします!
ラーメンとは別ジャンル! 地元民をしてそこまで言わしめる「辛麺」、これは食べてみるしかないでしょう……というわけでお取り寄せしてみました。
【桝元「辛麺」とは?】
そもそも私は「辛麺」なるものの存在をまったく知らなかったのですが……桝元は、宮崎をはじめ、九州地方を中心に店舗を構えるラーメンチェーンなんですね。お店のウェブサイトを開いて一番最初に飛び込んで来るのは「1億人を笑顔に、食べる幸せをあなたに」という力強いキャッチコピー。食べる幸せ、欲しい〜〜〜〜!
【「辛麺」なのに、スープがまったく辛くない!?】
ではでは、いただいててみましょうぞ。
まず外袋の作り方を見てみると、スープはまったく辛くないみたい? 唐辛子を入れなければ、お子様でもおいしく召し上がれます、と書いてある。ほほう。店舗では、調理段階で唐辛子を入れて辛さを出しているみたいですが……外袋には、注意書きとして以下のように書かれています。
※調理順序に従ってください。
調理方法が変わると、味が損なわれる恐れがあります。
味が損なわれるのはイヤだ。ここは素直に従うことにして、唐辛子ナシ・ニラちょい足し・卵入りで作ってみました。見た感じ随分シンプルですが、はてさてどんなお味なのでしょうか。
いざスープを一口すすってみると、んんんんまい! 本当に、冗談抜きで、のっけからおいしい。なにこれ。敢えて表現するなら「すごくおいしいお鍋の出汁」みたいな味でしょうか。
上品でコクがあって……えー、おいしい!「にんにく使用」と書いてありますが、にんにく臭さは感じません。これなら確かにお子様でも大丈夫。
そして特筆すべきはこの麺です! こんにゃく麺、と紹介されていましたが、なんとなく想像していた食感とも違います。ツルツルとモチモチのいいとこ取りをしたようなおいしさ。ラーメンとは別ジャンル……こういうことかぁあぁ!
【辛さを決めるのは唐辛子】
ところで、今回お取り寄せしたものは、ノーマルタイプの黒い「辛麺」と、特辛・激辛の赤い「辛麺」の二種セットでした。両方調理してみたのですが、どちらも唐辛子は別添となっており、ベースのスープはまったく辛くありませんでした。つまり、辛さを決めるのは(黒と赤の違いは)、その唐辛子の量だけ、ということになります。
試しに、黒い「辛麺」の唐辛子袋をひとつ分だけ、ザザーッと麺に投入してみました。量としては、軽く大さじ一杯分くらいでしょうか。これだけで、割とドキッとする見た目に……赤いよ。
しかし食べてみると、色味に反してほどよく旨辛で、記者にはこのくらいがちょうど良かったです。というか、これは唐辛子ナシよりも、入れたほうが段違いにおいしい!
一方の赤い「辛麺」には、こんなに唐辛子入れたい人いるかな……? ってくらい大きな袋がふたつも付いてきます。さすがにスープに入れる勇気は出なかったので、小皿に出してみたのですが、結構な山盛りになりました。
この辛さと赤さがたまんね〜んだよ! って方にはぜひ、特辛の唐辛子袋全投入にトライしていただきたいです☆
それにしても、こんなにおいしいラーメンが宮崎にあるとは。 確かに今まで食べたことのあるどのラーメンとも違った味わいでした。地元を出た宮崎っ子なら、懐かしんでる味だろうなあ。お土産でもらうともちろん嬉しいけど、できることなら店舗に足を運んで食べてみたい、そんな気持ちになる一品でした!
参考リンク:桝元
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch
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