年賀状にもARの波がやってきた! スマホをかざすだけで来年の干支「犬」が浮かび上がってくるんだって
最近よく耳にする、「AR(拡張現実)」という言葉。わたしたちの生活にどんどん入ってきているこの「AR」が、なんと年賀状業界に新風を巻き起こしているようなんです。
デザイン文具・雑貨ブランド「リプラグ」が販売を開始したのは、ずばり「AR年賀状」(1枚180円から)。
アプリをダウンロードをする必要は一切なし。スマートフォンのカメラで年賀状を写すだけで、2018年の干支「戌(犬)」が現れて歩いたり動いたりするんですって!
【現れる犬は「年賀犬」っていうんだって】
ハガキをスマホのカメラで読み込むと、年賀犬(ネンガケン)と名付けられた、ARの白いワンコが現れます。
年賀犬は3DCGではなく素朴なタッチのイラストで表現されていて、なんでも「元日から1カ月だけ人里に降りてくる犬」だそう。三角形の立ち耳とぷりっとしたお尻、まるまった尻尾がチャームポイントです。
【ゲームしたりツーショット写真を撮ったりできるよ】
歩いたりするだけでなく、スマホの画面に現れる「呼」ボタンをタップすると、年賀犬が近づいてくる! 一緒に写真を撮ったり、ゲームをしたり、ツーショット写真を撮ったりもできるそう。
撮影した写真をSNSへ載せたら「いいね」をたくさんもらえそうだし、「年賀状が届いたよ~」という報告にもなって一石二鳥かもしれません♪
【3種類のデザインがあるよ】
「AR年賀状」は全3種類のデザインがラインナップされていて、そのうちの2つ「ごえん」と「ごうん」は、江戸時代に流行した「当て絵」ゲームがモチーフとなっています。
「ごえん」は「ますます広がるご縁」、「ごうん」は「ますます上がる運」と読むらしく、お正月らしくて縁起が良い~!
もう1つの「ごちそう」は、美味しそうな骨付き肉がデザインされていて、お肉の部分を切り抜いて遊ぶことができちゃうんです。指をはめて「ごちそう」に見立てることができるので、年賀犬の興味をひくことができるかも?
ちなみに……「ごうん」の当て絵となっているのは、「う〇こ」です。送り先に小さな子供がいたら、大ウケしてくれること間違いなしですね(笑)。
ARが対応しているOSとブラウザは、iPhone6以降(OS:iOS11.0以降、ブラウザ:Safari)、Android(OS:Android7以降、ブラウザ:Chrome)となっています。そのほか購入については公式サイトにてご確認ください。
参照元:プレスリリース、AR年賀状
執筆=田端あんじ (c)Pouch