「フェイクファー」は死語!? 今時は「エコファー」って呼ぶそうです★
ここ半月ほどで急速に寒くなりましたよね。慌ててクローゼットの奥のほうからコートを引っ張り出したという人も、きっと少なくなかったことでしょう。
松屋銀座の発表によれば、2017年のコートのトレンドキーワードは、「チェック」「エコファー」「部分ファー」「コートアップ」なのだそうです。
「チェック」は洋服でも流行しているので、わかる。「部分ファー」はおそらく言葉どおり、 服の一部にファーが使われていることが、なんとな~くわかる。
だけど……「エコファー」と「コートアップ」という言葉は、正直初耳だぞ~! さて、この2つがどんなコートを指すのか、みなさんはご存知でしょうか?
【エコファー=フェイクファー】
まずは「エコファー」。なんでもエコファーとは「リアルではない、合繊で作ったファー風素材」のことを指すらしく、つまりはフェイクファーのことらしいんです。
環境保護に配慮した、持続可能な産業や開発のことをいう「サスティナブル」な志向、さらには動物愛護の観点などから、ポジティブな意味をこめて「エコファー」と呼ばれるようになったんですって。ほえええ、恥ずかしながらワタクシ、今の今まで知りませんでした!!
【セットアップ人気から派生した「コートアップ」】
続いて説明するのは「コートアップ」。ここ数年女性たちの間で爆発的に流行った「セットアップ」のコートバージョンといえば、おわかりいただけるのではないかと思います。
コートとボトムスをセットアップにした「コートアップ」は、セットアップ人気の中で登場した新顔で、今年の春夏頃からじわじわキテいた着こなしのようです。
コートとスカート、あるいはコートとパンツをお揃いにする「コートアップ」スタイルは、ワンランク上のおしゃれさんに見えること間違いなし。セットならアレコレ迷う時間も短縮できますし、忙しい人にとっても重宝しそうなコーディネートですよねぇ。
【時代の変化に合わせて、呼び名も変わるのね…】
個人的には「コートアップ」の登場よりも、いつの間にやらフェイクファーの呼び名が変化していたことに驚きを隠せませんでしたっ。
フェイクファーが好きでちょくちょくコーデに取り入れている身としましては、「早くエコファーという呼び名に慣れておかないと……!」と身震いした次第。わたしのように知らなかったというみなさんもさっそく、今日から「エコファー」と呼ぶようにしてみてはいかがでしょうか☆
参照元:松屋銀座 プレスリリース
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch