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キラキラできない系ママの「子育てあるある」23個 / 『たまごクラブ』のテンションに乗り切れない、離乳食がインスタ映えしない、など

   


現在、8歳の娘と4歳の息子、ふたりの子どもがいる私。つまり母親になっておよそ8年が経つわけなのですが、いまだに「ママだってキラキラしたい!」的なコンセプトについていけない自分がいます。

あれは何年前でしょうか。「私たち、主婦で、ママで、女です!」とのキャッチコピーとともに、いわゆる雑誌『VERY』的な奥様たちが自信満々に微笑む車のCMを見て戦慄した覚えがあります。

私、主婦でママで女だけど、こうした人たちのグループに絶対入っていけない、と……。

8年この調子なら、もはやキラキラ系ママにはなれないかもしれない。っていうか、もうあきらめるか。ということで、今回は「キラキラできない系ママの子育てあるある23」をお送りしたいと思います。

【キラキラできない系ママの子育てあるある】

1、妊娠してるときからすでに予兆はあった。『たまごクラブ』を見ても「妊娠って素敵~ウフフ~♡」な楽しさ全開のテンションにイマイチついていけない
2、つわりがひどくてキラキラどころじゃない
3、しかも切迫早産で2か月入院することになり、ほぼ寝たきり状態に……
4、入院中にググったワードは「入院 ムダ毛処理 どうする」
5、そんなこんなでスネ毛ボーボーのまま出産。無事生まれてよかった……スネ毛ボーボーだけど……
6、『たまごクラブ』のノリについていけなかった時点で予期してたけど、やはり『ひよこクラブ』のテンションにもなじめない
7、離乳食がインスタ映えしない
8、ママ友グループは育児の悩みとか話せてありがたいけれど、毎日一緒にいるのはつらくなってくる。ひとりで漫画読み放題・ゲームし放題だった独身のころがなつかしいよ……
9、ママ友同士でホームパーティーとかほんとに気疲れしてつらくなる
10、だって、そもそもひとりが好きなタイプだし
11、他のママのFacebookに「いいね」するのに疲れだす
12、やっぱり私、FacebookよりTwitter派だわと実感する
13、そういえば美容院、最後に行ったのいつだったかな……
14、「公園デビュー」という言葉がこわいので仕事復帰を早めようかとすら思う
15、子どもの夜泣きとかひどい時期さえメイクもネイルもバッチリなママには感嘆の気持ちしかない
16、部屋が…ちらかる…片付かねぇーーーー…片づける気力もないけどな!
17、そういうときに限って義母がアポなしでやってくる
18、芸能人のブログやインスタを見て、「同じ年頃の子どもがいてこんなに部屋がキレイだなんて魔法でも使えるのかな☆」(遠い目)など思う
19、昔は「ママになったら可愛いエプロンつけて、可愛い食器使って」とか妄想してたけど……エプロンなんてふだん使わないし、食器はデザイン性より実用性重視!
20、昔は「子どもにはポンポワンの服とか着せたいなぁ」とか妄想してたけど……これまた実用性重視! 日々の保育園着、遊び着にユニクロ、西松屋は神……!!
21、不器用だし時間もないから、凝ったデコ弁とかデコケーキとか作れない。ごめんやで……
22、でも子どもは「ママのごはんがいちばんおいしい」と言ってくれて涙
23、キラキラしてなくたっていい。子ども可愛いし、それでしあわせ

【キラキラできなくていいと思う。】

考えてみれば、そもそもキラキラしているリア充ばかりが結婚して母親になってはいないので、子どもができたからといって誰もが突如、キラキラできるわけがないのです。

世間には「いつもハツラツとしていてキラキラ輝いているママ」という理想形があって、それをプレッシャーに感じてしまうこともあるかもしれません。特に初めての育児なんてただでも肩ひじ張っちゃうし。

でも、無理してついていかなくても何ら問題ないと思うのです。実際、自分がそうだったから。「キラキラ」という言葉が呪縛になるくらいなら、そこから離れて自分らしくやっていけるのがいちばんだなーと子育て8年目にして感じる今日このごろです。

イラスト=テリーヌ富士子
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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