警視庁が教える「10円玉でお菓子の袋を開ける」ライフハックを試してみた → 袋によっては開かないものも…!
2017年10月25日、警視庁警備部防災対策課がツイッターに寄せたつぶやきに、大きな注目が集まっていたようなんです。
リツイート数11万3900超、「いいね」の数はなんと17万2700超。驚異的な数字をたたき出したツイートは、お菓子などの袋がなかなか開かないときに使える、10円玉2枚を使用したライフハックでした。
「硬貨で袋を挟み込み、スライドさせると簡単に開けることができます。避難所等でハサミが無い時などは知っておくと便利です」
10円玉なら持ってることが多いし、覚えておけば、キャンプ場などアウトドアシーンでも役立つ予感~!
【実験してみましたYO!】
しかしこのライフハック、本当に使えるのかどうかは、やってみないことにはわかりません。
というわけで、さっそく10玉を2枚用意して実験! パッケージとして選んだのは、ふちに “ギザギザ加工” が施されて開けやすくなっている袋ではなく、切り込みが1カ所のみの、開けにくそうな袋2種類です。
【1回目のトライ:おおお! 開いた~!】
まずはファミリーマートで販売されている「ふんわりたまご蒸しパン」からトライ。10円で袋の上部を挟み込んでスライドすると……おお! するっと開いたぞ~!
事前に手で開けようとしたときはビクともしなかったのに、あっさり開封できました。気持ちがいいので、みなさんにも体験してほしい~!
【2回目のトライ:全然開かないんですけど…】
しかし、10円玉が威力を発揮したのはここまで。もう1つ用意しておいた、「UHA味覚糖 特濃ミルク8.2 あずきミルク」を同じ方法で開けようとしたところ、うんともすんとも言わなかったのであります。
先にトライした蒸しパンの袋は薄い素材だったのに対し、今回の袋は明らかに厚めで固め。試しに上部ではなく横でもトライしてみたのですが、無駄に傷をつけただけで終わりました。あ~、疲れた。
実験の結果、「10円玉2枚」作戦は、通用する商品としない商品があることがわかりました。ちなみに硬貨をギュッとつかんでいたので、指には硬貨独特のニオイがついているのが気になりました。お金って、不特定多数の人が触れるものですし、無事に袋が開いて食べ始める前にしっかり手を洗ったほうがいいかもしれませんね。
参照元:Twitter @MPD_bousai
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch