ジブリキャラが現実世界にいたらこんな感じ!? トトロが、千尋が、パズーとシータが、日本や韓国の景色に違和感なく溶け込んでいます
もしもスタジオジブリのキャラクターたちが、現実世界に存在していたら。そんな妄想を具現化させた映像が、動画サイトVimeoに投稿されていました。
韓国・ソウルを拠点に活動するKOJERさんが手がけた作品『Studio Ghibli in Real Life』には、ジブリ映画に出てくるおなじみのキャラクターたちが次々登場します。
久石譲さんによる名曲『One Summer’s Day(あの夏へ)』をバックに、イキイキと動き、おしゃべりをする姿にきっとあなたも目が釘付けに。およそ3分間に渡る作品を見終わった瞬間、すっかり心癒されていることに気がつくはずですよ♪
【背景は日本と韓国で撮影されたもののようです】
冒頭、『崖の上のポニョ』のポニョが水面を走り抜け『もののけ姫』のシシ神様が登場するシーンは、広島県にある厳島、通称「安芸の宮島」です。
その後出てくるシーンには所々にハングル文字が映っているので、おそらくロケ地は韓国。
『ハウルの動く城』のお城や『となりのトトロ』のトトロたちが空を飛び、『千と千尋の神隠し』の千尋が電車に乗り、『耳をすませば』の雫と聖司が自転車で坂道を上り、『紅の豚』のポルコ・ロッソが川辺に佇む光景は、この世に存在しないはずなのに現実味を帯びているから不思議なんですよね。
【現実の風景に違和感なく馴染んでる!】
言わずもがな、ジブリキャラはアニメ。にもかかわらず、現実にある風景にしっくりと馴染み溶け込んでいるという事実に、ちょっぴり衝撃を受けます。
違和感を感じないということはつまり、ジブリがそれほどまでに作画にこだわっているということ。そのことを気づかせてくれたという意味でも、こちらの作品は必見です。
【お気に入りのシーンを見つけてみてね】
ちなみに個人的にジワジワきたのは、『天空の城ラピュタ』のパズーが人工に作られた池の中をのぞいて「街だぁ……」とつぶやいているシーン。また作品を超えてジブリキャラたちが共演しているシーンもたまらないので、ぜひとも注目してみてください☆
参照元:Vimeo
執筆=田端あんじ (c)Pouch