「初めて買った音楽は何?」18歳から54歳まで聞いてみた結果! レコード、カセット、CDなど購入方法もバラバラでした
みなさんが生まれて初めて購入した “音楽” はなんだったでしょう?
どんな曲をチョイスしているかで、その人の人物像を知ることができたり、当時のヒット曲に思いをはせることができる。そういった意味でも興味深い答えを得られそうなこの質問ですが、ここ30年から40年ほどで、音楽を聴くためのツールが目まぐるしく変化してきたことも注目ポイントの1つです。
レコード、カセットテープ、CD、そしてダウンロード。時代が進むにつれて、音楽にふれる方法は大きく様変わりしてきました。だから、初めて買った時代によって、どんなメディアで買ったのかも大きく異なります。
さてあなたは、どんな曲を、どんなスタイルで購入したか、覚えているでしょうか?
【総勢22名の「初めての曲」はこれ!】
今回この質問をぶつけたのは、18歳から54歳までの男女22名。女子高生からアラフィフまで幅広~く聞いてみましたが、ダウンロードで購入したと答えた人は1人もいませんでした。基本的にCDが多かったです。小学生まで年齢を下げたらまた結果が変わりそうですが……とりあえずは22名の “初めての曲” を一気にご覧いただきましょう!
18歳 ゴールデンボンバー(CDタイトルは忘れてしまったそう)
19歳 NMB48『世界の中心は大阪や ~なんば自治区~』
23歳 ポルノグラフティ『アゲハ蝶』
24歳 ゆず 『シシカバブー』
26歳 ホワイトベリー『夏祭り』
27歳 PUFFY『愛のしるし』
28歳 ブラックビスケッツ『Bye-Bye(バイバイ)』
29歳 m-flo『come again』
30歳 松本梨香『めざせポケモンマスター』
31歳 小林幸子『風といっしょに』*98年に公開されたポケモン映画のエンディング主題歌
32歳 テレビアニメ『『新世紀エヴァンゲリオン』』のサウンドトラック
33歳 B’z『Real Thing Shakes(リアル・シング・シェイクス)』
34歳 V6『MUSIC FOR THE PEOPLE(ミュージック・フォー・ザ・ピープル)』
35歳 岡本真夜『TOMORROW(トゥモロー)」(周りの人の目を気にして買いました、とのこと)
36歳 WANDS『愛を語るより口づけをかわそう』
大黒摩季『夏が来る』
B’z『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』
37歳 氷室京介『KISS ME』
38歳 斉藤由貴『夢の中へ』(カセット)
39歳 CHA-CHA『ボクらの夢によろしく』
41歳 BOOWY『わがままジュリエット』
44歳 サザンオールスターズ『みんなのうた』(周りの人の目を気にして買いました、とのこと)
46歳 『風の谷のナウシカ』(レコード)
54歳 岸田智史(現・岸田敏志)『きみの朝』(レコード)
※年齢は2017年度で表記(2017年4月〜2018年3月)
【なぜ周りの目を気にしてしまうのか(わかる)】
質問できていない年齢もあるので、「ここからここまでがCD世代!」などとハッキリ区切ることはできませんが、リスニング方法といい曲のチョイスといいバラエティーに富んでいますよね。そして、2度出てきた「周りの目を気にしながら買った」というコメントにも、大きく頷かざるを得ない……!
ちなみに今年36歳となったわたしが初めて購入したのは、大黒摩季さんのCD『あなただけ見つめてる』でした。先に紹介した36歳枠にある曲は全部、当時のヒット曲……ホント、世代をよく反映しているわ~。懐かしすぎて、同い年を誘ってカラオケに行きたくなっちゃいました。
【まだまだ調査は続くよ!】
今回の調査は、まだ見つからない年齢の方も多くいました。引き続き空いてしまった年齢の方をみつけ、「初めて買った音楽」を調査し続けます。読者さんもよかったら教えてください★ いつかは、ダウンロード世代に出会うのだろうか…?
執筆=田端あんじ / 画像=Pouch (c)Pouch