元建築士の女性パティシエが作る幾何学アートみたいなスイーツたち / 「芸術の秋」と「食欲の秋」をいっぺんに満たせそうです
ウクライナ人の女性パティシエ、ディナラ・キャスコさんは、元建築士。前職で得た知識をフルに生かして生み出されるスイーツは幾何学的で、その類を見ない美しさは、以前 Pouch でも紹介したとおり。
あれからおよそ1年。久しぶりにチェックしたキャスコさんのインスタグラムには、新作スイーツが勢ぞろいしていました。前回に続き今回もアーティスティックな出来栄えで、この発想は一体どこからやってくるのかと感心せずにはいられませんっ。
【相変わらず食べ物に見えないわ~】
数学、アルゴリズム、複雑な図法。持ちうる技術がすべて投影されたかのようなスイーツは、一見するととても食べ物には見えません。
大きな丸や、サクランボを規則正しく並べたキュービックなケーキ。異なる形のブロックを組み合わせたかのようなケーキに、波形のチョコレートを乗せたケーキ……。眺めていくうちに、自然と画面に吸い寄せられてしまうわ。
【ナイフを入れたいけど、入れたくない】
宝石か美術作品のようなその様相は魅惑的で、「中はどうなっているんだろう?」と好奇心をそそられます。ナイフを入れる瞬間のワクワク感と、同時に「壊したくない」というジレンマす。もしかして、そんな心の葛藤さえも作品の一部なのではないかと思うほどです。
色気すら漂わせるキャスコさんのスイーツ。その魅力に1度とりつかれたら、抜け出せなくなること必至ですよ♡
参照元:Dinara Kasko、Instagram @dinarakasko
執筆=田端あんじ (c)Pouch