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【徹底レビュー】映画「ワンダーウーマン」がオモシロすぎる! ちなみに主人公は兵役経験もある元ミス・イスラエル

   



2017年6月2日にアメリカで公開され、世界各国で絶賛の嵐を巻き起こしている映画『ワンダーウーマン』。

日本での劇場公開日は8月25日ですが、ひと足先にシンガポールで鑑賞してきましたので、その見どころと感想をお伝えしたいと思います!

【最強の美女戦士、ワンダーウーマンとは?】

まだ日本ではあまり馴染みがないワンダーウーマンですが、アメリカでは1941年にDCコミックスのキャラクターとして登場以来、長い間愛されているアメコミ界のスーパーヒロインです。

外界から隔離され、女性のアマゾン族しかいないパラダイス島で屈強な戦士として育った王女ダイアナが、外の世界を知り、人々の争いを止めるため人間界でワンダーウーマンとなって悪と戦うという物語。

長くファンを惹き付けて止まない魅力の源は、その「圧倒的な強さ」と「揺るぎない正義の信念」と言えるでしょう。

【スーパーヒロインを女性監督が実写化】

アメリカではアニメやテレビシリーズにもなっている人気者のワンダーウーマンですが、映画業界では女性ヒーローを主役にした映画はヒットしづらいのではないかと言われていたため、これまで映画化が実現していませんでした。

しかしいざ実写映画として公開されてみると、世界中で大ヒット。アメリカでは女性監督歴代1位のオープニング成績を記録し、社会現象とも言えるフィーバー振りを見せています! では、気になるその見どころは?

【アクションだけではない、強いメッセージ性】

本作は大迫力のアクション映画でありながら、強いメッセージ性が込められています。

映画の全編に渡って「人間の中には深い闇も存在するが、それでもこの世界の全ては代えがたく大切で愛しいもの」という普遍的なテーマが強烈に感じられます。ただ戦うだけの映画ではなく、正義と愛の意味を問いかけているのが凄い。

【ガル・ガドット、美し過ぎます!】

そしてこの映画を語る上で外せないのが、何と言っても主演のガル・ガドットの凛々しい美しさ! とにかくカッコよくて、可憐でとてつもなく美しいのです。

それもそのはず、ガル・ガドット自身、兵役経験もある元ミス・イスラエルというカッコよすぎる経歴の持ち主で、映画の中の彼女を見ていると、まさにワンダーウーマンそのもの! 本当にアメコミから抜け出て来たようで、映画に圧倒的リアリティをもたらします。

【クリス・パインの笑顔がまぶし過ぎます!】

ガル・ガドットの美貌も目の保養になるのですが、ダイアナ(ワンダーウーマン)が初めて出会う外界の人間(しかも男性!)、スティーブ・トレバー役を演じるクリス・パインがこれまた素敵なのです!

このクリス・パイン、さすが「スター・トレック」シリーズのカーク船長を演じているだけあって、正義のために無茶をする役が似合っています。そしてその笑顔の眩しいこと! 女子の皆様方はハートを射抜かれること、間違いなしです。

Instagram Photo

【アマゾン族のお姉さま方、強過ぎます!】

アクション満載の本作で、もうひとつ圧巻だったのが、ワンダーウーマンの生まれ故郷「パラダイス島」に住むアマゾン族の強さです。

このアマゾン族は全員女性ですが、日々凄まじい訓練を行っている戦士でもあります。彼女たちが人間界からの敵を迎え撃つアクロバティックな戦闘シーンは、凄惨ながらも惚れ惚れするほどの迫力と美しさで、見応えたっぷりです。

見どころが盛りだくさんの「ワンダーウーマン」ですが、集約すると映像の完成度がとてつもなく高いのが最大のポイントと言えるかもしれません。ワンダーウーマンの美しさからパラダイス島の絶景まで、非の打ちどころがないと言える映像美によって、映画そのものに説得力が生まれているのは間違いありません。

【女性が見ても楽しめる元気の出る映画】

ガル・ガドットが「美しくぶっ飛ばす」勇姿も、クリス・パインの甘い笑顔も堪能できる本作。スタイリッシュな戦闘シーンは女性が見てもワクワクすると思いますし、とにかく元気が出る映画です! かと言って、アクション一辺倒ではなく、切ないストーリー展開やメッセージ性も含んでいるのは、さすがに上手く作ってあるな〜という感想。

当初、ワンダーウーマンを「世間知らずでオトコも恋も知らない天然系女子」と謳った宣伝がツイッターで物議をかもしたりもしましたが、ワンダーウーマンはあくまで人間界と接したことがないだけであって、やはり注目されるべきはそこではなく、彼女の強さと正義の心なのではないでしょうか。

【他のヒーローたちの影がかすむ?】

唯一の不安と言えば、ワンダーウーマンがカッコよすぎて、11月に公開される映画「ジャスティス・リーグ」で盟友となるスーパーマンやバットマンといった他のヒーローの影が薄くなってしまうのではないか、という点くらいでしょうか。まぁ、そこはさらに凄い映画をワーナーさんが作ってくれることに期待したいと思います!

ハリウッドにおける女性ヒーロー、そして女性監督への見方を大きく変えたと言える「ワンダーウーマン」。真夏の暑さを吹き飛ばしてスカッとしたい方には是非お勧めです。

映画『ワンダーウーマン』
(2017年8月25日(金)より、TOHOシネマズほか全国ロードショー)
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、コニー・ニールセン、ロビン・ライトほか
参照元:Instagram @wonderwomanfilmFacebook
執筆=Kay (c)Pouch
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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