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【衝撃】佐賀の餃子はまるでシンゴジラ!? 佐賀県の珍魚ムツゴロウやワラスボを餃子で食べられる「珍魚苑」に行ってきた

   



皆さんはご存じでしょうか。最近、佐賀県がいろいろ攻めていることを。歴史好きのラッパーとコラボして曲を作ったりだとか、人気アニメ『おそ松さん』と「さが祭り」なるコラボをおこなったりだとか。

そんな佐賀県がまたまたおかしな……いえ、ユニークな企画をやっちゃいました! パラダイス山元さんがオーナーを務める東京・荻窪の高級会員制餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」とコラボし、「珍魚苑(ちんぎょえん)」をオープン!

ここでは、佐賀県の有明海でとれたワラスボやムツゴロウといった珍魚7種を餃子で楽しめるというんです。私、今回そのプレス内覧会に行ってまいりましたのでレポートしたいと思います! ワラスボやムツゴロウの餃子……正直、想像がつかない!

【佐賀の珍魚たちとご対面!】

当日、さっそく「珍魚苑」へと足を運んでみると……“餃子の王様”パラダイス山元さんがお出迎えーーーっ!!

そして隠れ家ともいうべき雰囲気ある店内には、すでにテーブルの上に珍魚の数々が……。

水槽には佐賀から直送されたというワラスボも。牙のような歯に大きなヒレ、ぬめぬめした皮膚感……魚の可愛らしいイメージから逸脱してるぞ、お前さん……。

【パラダイス山元さん、珍魚餃子の魅力を語る】

そもそも、なぜパラダイス山元さんが佐賀の珍魚たちで餃子を作ろうと思ったのかというと……。


「今年のゴールデンウィークに九州に行って、佐賀の道の駅に入ったら、見たことがない食材がいっぱい並んでいて。イソギンチャク、クチゾコ、ワラスボ、ムツゴロウ……こうした強烈な食材も、ひと手間かければもっと全国的に親しまれる味になると思ったのがきっかけ」

こうして誕生した珍魚餃子。試作の段階で20種類ほどの魚の中から7種類を厳選したそう。

味付けにもかなりこだわっていて、たとえば、アカニシはバターのみでソテー、ワケノシンノスはしょう油やきび砂糖、紹興酒につける……など魚によって実にさまざまです。

【珍魚餃子を実演】

「珍魚苑」で提供される餃子は、ワラスボ、ムツゴロウ、クチゾコ、イソギンチャク(ワケノシンノス)、ニシ貝(アカニシ)、白エビ、赤貝の7種。

いったいどんな餃子になって出てくるのか……ワクワク半分、おっかな半分です。いやむしろワクワク3割、おっかな7割ぐらいかな……。

今回作っていただいたのは、イソギンチャク、ムツゴロウ、ニシ貝、赤貝の餃子4種

さすが作り慣れた餃子だけあり、とても手際よく次々に珍魚餃子を作っていくパラダイス山元さん。


【ムツゴロウの餃子のビジュアルがすごい】

中でも「あ、ヤバいな」って思ったのがムツゴロウ。素焼きされて黒くなっている時点で見た目がけっこうグロいのですが、これをそのまま餃子の皮に包むというワイルドさ。

しかもラビオリカッターで切ってギザギザ部分を作り……

ゴーーーーーーーーッ!!!!

……シン・ゴジラかな?

【珍魚餃子の完成!】

さあ、“餃子の王様”ことパラダイス山元さんお手製、イソギンチャク、ムツゴロウ、ニシ貝、赤貝の珍魚餃子4種の完成です!

わあーーーーーーーっ、おいしそう!!!! ……おいし……そう?


……いちおう心づもりはしてきたつもりですが、予想のななめ上を行くビジュアルに戸惑いを隠せません。Pouch編集部からはいつも「食レポは正直に!」というお達しがあるだけに言いますけど……グロいよ! 

【どんな味?】

さて、普通の餃子であれば「しょう油+お酢」が定番ですが、これも今回はひとひねりあります。

具がバターで炒めてあるニシ貝餃子は何もつけずそのままで。バターの風味と貝のコリコリ感がたまりません。イソギンチャクはアワビみたいな歯ごたえで、餃子の皮のもちっと感との組合せが楽しい。赤貝は中にシソが入っていて、さっぱりといただけます。

そして問題のムツゴロウ! コイツをいただくのは……パラダイス山元さん考案のスペシャルなタレ! 小型のカニを塩辛にした「がん漬け(がんづけ)」と呼ばれる地元の珍味とマヨネーズを和えたものです。

覚悟を決めていただきますっ!!

頭からバリバリと食べてみると、ほろ苦い旨みが口の中に広がります。そして餃子の皮が巻かれている部分に行くと……おお、ふっくら! 餃子の皮もモチっとしているんですが、ムツゴロウも包まれて焼かれることで少し蒸されたような感じの食感になっています。

そして「ガン漬け+マヨネーズ」のタレとも相性バッチリ! パラダイス山元さんが絶賛するだけあります。見た目はアレだけど、ムツゴロウ餃子、ぜったいに他では味わえないようなユニークすぎる味!

【有明海でしかとれない珍魚】

これらの珍魚たちの何がすごいかというと、全国に流通していないということ。有明海でとれたものをそのまま直送し、それを“日本一予約がとれない”と言われる「蔓餃苑」のパラダイス山元さんが餃子にしてふるまう。本当に貴重な機会といえましょう。

【お店に行けるのは限定100名! 第2弾の募集はこれから】

とはいえ、残念ながら「珍魚苑」には誰でも行かれるわけではなく……。来店できるのは特設サイトからの申込で、抽選で選ばれた100名のみ。

すでに第1弾は開催済みですが、第2弾の募集はこれから。9月1日~22日開催分は8月17日~23日が応募期間となっており、8月25日に当選者発表の予定です。

料金はひとり2万円。ワラスボ、ムツゴロウ、クチゾコ、イソギンチャク、ニシ貝、白エビ、赤貝の餃子と佐賀県の日本酒を含むドリンク飲み放題付きとなっています。
有明海の珍魚×餃子。奇跡ともいえるこのコラボ、皆さんも体験するべくふるって応募してみてくださいね!

参照元:珍魚苑
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

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