【布団革命】コーヒー豆と竹を原料に作ったシーツがすんばらしいよ! 脱臭&除湿効果が続くんだって
以前、セブンイレブンがセブンカフェのコーヒーかすをリサイクルして消臭除菌剤を作ったというニュースをお伝えしましたが、コーヒーに脱臭効果や除湿効果があるというのはご存じの皆さんも多いはず。
今回ご紹介するのは、そうしたコーヒー豆の持つ効果を活かして作られたベッドシーツ! 煎ってひいて粉にしたコーヒー豆を原料につかった糸からできているため、とっても清潔で快適なベッドライフを送れるというわけなんです! こんなシーツ、世界初……かも!!
【どうやって作られてるの?】
オーストラリアのインテリア会社「ettitude」がクラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で資金を募集しているのは、コーヒーの効果から着想を得たシーツ。いったいどんなふうに作られているのかというと……?
まずはコーヒー豆を220℃の高温で煎ってから、ひいて粉状に。それを再生プラスチックボトルで作られた糸の繊維と結合させます。そしてもうひとつ使用する素材が「竹」。オーガニックの竹を粉砕してパルプをつくり、それを使ったリヨセル繊維を作りあげます。
このふたつの糸で生地を織り、洗って乾かせば、竹とコーヒーからできたリヨセル生地の完成です!
【商品される日も近そう】
リヨセル生地はテンセルとも呼ばれる素材で、竹を使っているリヨセル生地は以前からあるものですが、そこへコーヒーを加えることで、脱臭や除湿といった機能が期待できるそう。しかも速乾性に優れていて、繰り返し洗っても脱臭効果や除湿効果は失われず持続性があるのだとか。
ちなみに糸の生成時に油を抜くため、シーツからコーヒーの香りが漂うことはありませんが、コーヒー豆の持つ効果はしっかりと感じられるみたいです。
まだ商品化はされていませんが、「INDIEGOGO」ではすでに目標金額を達成しており、実際に販売される日も近そう。加齢臭にお悩みの人、シーツを頻繁に洗えないという人、エコに関心がある人などは使ってみる価値ありそうですね!
参照元:INDIEGOGO、ettitude
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch