デートで吉野家はアリ、ナシ? 「吉野家でいいわけねえだろ」「好きな人と一緒ならどこでもいい」などツイッターで賛否両論
彼氏とのデートでお昼ゴハンを食べるとなったとき、吉野家という選択肢はアリ、ナシ? そんな議論が現在、ツイッターで盛り上がっています。
男女の違い、年代の違い、価値観の違いなどで意見が分かれそうですが……皆さん的にはこれ、どう思う?
【発端となったツイートは?】
発端となったのはあるアカウントによるこんなツイート。
デートで吉野家とか嫌がる女性ってのもまぁわかる。
でも、
彼女「お昼は吉野家で良いよ」
彼氏「そんな場所で良いの?」
彼女「どこで何を食べるかよりも誰と食べるかが重要だから」こう言う女性の方が確実に今の男にモテるのは確か
7月1日現在、3万件近くのリツイートがされ、多くのユーザーの関心を集めているようです。
【「吉野家」否定派】
「デートで吉野家はないわー」という「吉野家」否定派のツイートを見てみると……。
・社会人なら彼女に『吉野家でもいいよ』って言われても『それはダメだよデートだよ?』くらいは言ってほしいよね。だってデートだよ? 吉野家でいいわけねえだろ!!!!
・べつにデートじゃなくても人とわざわざ会ってるときに話もろくにできないごはんかきこむだけの店に行きたくねえんだよ。なんのために会ってるんだよ。カフェならおしゃべりできるじゃん。だから吉野家やだ、お洒落カフェがいいって話だよ。
・でも正直な話、吉野家デートの話は、初デートで彼女が気合い入れておしゃれしてきてる。当然、洋服や化粧にお金や手間がかかっている。 つまりその努力に対する対価が、安く見積もられた事に対して腹を立てているのであって、最初ぐらいはそれを察してあげてもよかったのかも。女は金がかかるのだ。
・だってオタクは育ちが良くて世間知らずの女の子を庶民的な店に連れていって「こんなの初めて。でもすっごく楽しいです。」って言ってもらいたいんだから、デートで吉野家を否定したらそりゃ怒るに決まってるじゃん。
「デートで吉野家」否定派は、「吉野家は相手とゆっくり話せる場ではない」「ムードがなくてデート向きではない」「せっかくオシャレして出かけて吉野家では、自分の存在を軽く見られているようで嫌だ」といった理由をあげる人が多いようです。
【「吉野家」肯定派】
いっぽうで、「吉野家だって全然アリ!」という人たちも。「吉野家」肯定派からは次のようなツイートがあがっています。
・え、私デートした時のお昼とか逆に吉野家が良いんだけど終わってる??
・吉野家デートがバズってるけど、好きなひとと一緒であれば場所とかどこでもよくない?メインコンテンツは好きなひとであってあとはオマケじゃない???
・吉野家デートが話題ですけど、高確率で横並びで座れるので、デート中の食事のチョイスとしては、結構良いんじゃないかなって思う。
・デートに吉野家がどーたらこーたらってのがあるけど、私はそれくらいラフなほうが良いなぁ。おしゃれなとことか高級なところに連れていってくれるのはもちろん嬉しいけど、それに自分が慣れちゃうんじゃないかなって。そういうのが当たり前になってちょっとしたことじゃ喜べなくなりたくないなって。
・デートで吉野家に行くことに難色を示しただけで非難されるしモテない女認定されるんなら、私は死ぬまでモテなくていいし恋人もいらない
肯定派の意見をまとめると「吉野家が好きだから構わない」「オシャレすぎるお店よりラフに行けてよい」「好きな人とならどんなお店だってうれしい」となりそうです。
【たしかに状況にもよる】
そして、「付き合ってどのぐらい経ってからか、状況にもよる」という指摘も多くあがっていました。
たしかに、初デートで吉野家に連れていかれたら「もう少しロマンチックなところにしてよ!」と怒っちゃいそうですが、付き合って長いのであれば「ときどきならデートで吉野家はアリ」という女性はきっと多いはず。
個人的には、オシャレなカフェやお高めのレストランなどは女友達とも行けますが、吉野家などの牛丼屋や男性率高めのラーメン屋、年季の入った定食屋なんかは女友達と入ることはまずない。それだけに、彼氏とであればそうしたお店に入れて、むしろちょっと新鮮だったり。もちろん、毎回それではさすがに悲しい気持ちになりそうですが……。
【食の相性って大事】
恋人と付き合ううえで、性格や体の相性も大事ですが、意外と“食の相性”も重要なもの。「デートで吉野家」がアリかナシかは人それぞれですが、こうした価値観が合わないと、付き合い自体が長続きしないことも多いように思います。この話題、恋人や好きな人の意見も聞いてみると面白いのではないでしょうか。
ちなみに「こんなにめんどくさいなら一人身でいいわー」と思った人は、『孤独のグルメ』の井之頭五郎ちゃんみたいに、独身のまま自分の好きなときに好きなものを食べるスタイルを貫くのも素敵かもしれません。
参照元:Twitter @saoryu0420
Photo:rocketnews24
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch