【禁断の大人パフェ】美しすぎるフルーツパフェとワインの組み合わせにうっとり…夜だけオープンの下北沢・Neue(ノイエ) / 6月28日は #パフェの日
本日、6月28日はパフェの日です。パフェといえば、子供の頃、デパートのレストランやファミレスで食べた、ノスタルジックなイメージがあるデザートではないでしょうか。しかし、最近はそんなイメージとはひと味ちがう豪華絢爛なパフェを出すお店が増えています。
今回はちょっぴりオトナな雰囲気のパフェを出すお店、東京・下北沢にある「Neue(ノイエ)」を紹介したいと思います。ここは、美しいパフェと一緒にワインを楽しめるお店なのです。
【下北沢の劇場が並ぶ通りに佇むかわいいお店】
「Neue」があるのは下北沢駅南口から歩いて3~4分ほどの、本多劇場などが並ぶ通りです。
看板などは出ていないので、うっかりすると見落としそうになります。ドアの窓に「Neue」とマーカーで書かれてるだけで、入り口は静かな雰囲気。席数はやや少なく、10人くらいでいっぱいになりそうです。
【パフェとワインという禁断の組み合わせ】
メニューはパフェを中心としたスイーツ類と、ワインなどのドリンク類。3種類ほどあるパフェの中から、今回は「さくらんぼのパフェ」(1500円)を。ドリンクは、グラスでスパークリングワインを注文することに。
スパークリングワインはお店の人がボトルを持ってきて、特長を紹介して選ばせてくれます。オレンジがかった液色がさくらんぼに合いそうだなと思い、ラベルにオバケが描かれた「ゴーストインザボトル」(800円)を選んでみました。
赤と白のブドウをミックスさせたスパークリングワイン。やや辛口ですが、フルーティで爽やかな飲み心地でした。
【まさに宝石のようなさくらんぼのパフェ!】
ワインを飲み、ほんのり酔いがまわったところで、美しい「さくらんぼのパフェ」が登場。パフェの受け皿にはツヤツヤと輝く、生の佐藤錦がゴロンゴロン。盛り付けも美しいです。なにこれ贅沢すぎ……。
パフェを提供するときに、お店の人が中身の説明をしてくれます。
てっぺんを飾るのは、洋酒に漬けたさくらんぼと、カンパリを使ったグラニテ。そして、その下はサッパリとしたミルクシェイクと、濃厚なベリーシャーベット。さらに、真ん中には「ブラックサンダー」をイメージしたというビターチョコのクッキーと、クリームチーズのアイス、一番底にはロゼワインのゼリーが入っています。
パフェとワインてどんな感じかなと思ってたけど、パフェの素材に洋酒が使われていることもあり、ぴったり。さくらんぼとスッキリしたスパークリングワイン、なかなか好相性で贅沢気分に〜。
ちなみに、中のシャーベットやアイス、クッキーなどは、すべてお店で手作りしているので出せる数が少ないそう。もはや中身を1品ずつ別々に出されても美味しそうなくらい、とにかく凝っています。
【美味しすぎてひと口ごとにうっとり】
ひと口食べると……。カンパリのソルベと洋酒漬けのチェリーが、カクテルみたいな大人の風味。ひとくちで恋に落ちる美味しさです。そして、下のミルクシェイクのさっぱりした甘さが、さくらんぼの風味を引き立てます。
真ん中のベリーシャーベットの濃厚な酸味、チョコレートブロックの食感が楽しくて、最後のロゼワインのゼリーまで飽きることなく完食できます。
全体通して、ハーモニーがあるといえばいいのでしょうか。1層ごとに、次はどんな味が出てくるんだろうと楽しみになるお味。ひと口ごとにうっとりしているうちに気づいたら食べ終わっていました。
あま~いパフェにありがちな、食べ始めは幸せなのに、食材同士がケンカしてたり、途中で甘さに飽きるということが全くありませんでした……。
夜遅くなると、スイーツも売り切れが出て来るそうですが、どれを頼んでも間違いナシではないでしょうか。ワインのほろよいと、美味しいスイーツを食べた満足感で、最高の気分でお店をあとにしました。
【予約しておくのがベストかも】
席の予約は18時~19時の間のみ可能です。私が訪れたときは予約で満席だったので、最初のお客さんが帰った20時前くらいにお店に入れました。余談ですが、お店の人がかっこよかったです。
夜遅くまでオープンしているので、会社帰りやデートはもちろん、下北沢でライブやお芝居を見たあとに、美味しいパフェをつつくのもよし。楽しい思い出がさらに素敵に色づきそうですよ。
【今回訪問したお店】
店名:Neue(ノイエ)
住所:東京都世田谷区北沢2-7-3 ハイツ北沢1A
TEL:03-6407-1816
営業時間: 18:00 〜 売り切れ次第閉店
定休日:火・水・不定休
執筆・撮影=御花畑マリコ (c)Pouch