プロテニス選手がインタビュアーの女性に執拗にキス! 全仏オープン出入り禁止を言い渡される
21歳のプロテニス選手M.アモーさんが、全仏オープンテニスの出入り禁止を言い渡されたそうです。
フランスのテニス同盟は「アモー選手はふとどきな振る舞いをした」と一刀両断、大会の認定を取り消すと声明を出したらしいのですが……一体ぜんたい何が起こったというのでしょう?
【逃げられないようホールド→執拗にキスを繰り返す】
“事件” が起きたのは、アモー選手へのインタビューの最中。
マイクを向けたスポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」の女性ジャーナリスト、マリー・トーマスさんの首や肩に手を回して、嫌がっているにもかかわらず首筋に何度もキスをしているではありませんか。
生放送中なので露骨に嫌がることができないトーマスさん。それをいいことに執拗にキスを繰り返すアモー選手。その様子をスタジオで見守っているコメンテーターたちは笑っていたけれど、いやいや、これ全然笑えないですよ。
【女性政治家も怒りをあらわに】
案の定、インタビューの様子が放送されるや否やネットは大騒ぎに。フランスの女性政治家セシル・デュフロ(Cécile Duflot)さんも「強引にキスをし、逃げようとしているのに首をつかんだ。そしてそれをみんなが笑うなんて……」とツイッターで怒りを爆発させていました。
【アモー選手は謝罪文を掲載】
被害者であるトーマスさんは、フランスのサイト「Huffington Post France」のインタビューに対し、「率直に言って不快」「放送中でなければ殴っていた」とコメント。
一方のアモー選手は、フェイスブックに謝罪文を掲載。「インタビュー中のわたしの態度に傷つき、ショックを受けたマリー・トーマスさんに心からお詫びを申し上げます」「溢れる情熱をトーマスさんに向けてしまった」と述べています。いや、情熱って……。
【ほかにも問題行為があったようです】
いくら気持ちが高ぶってしまったからといって、やっていいことと悪いことがあります。
ちなみに海外サイト「BBC News」の報道によれば、アモー選手は全仏オープンの試合中にも、審判に対し「なんでここにいるんだ」と怒鳴りつけていた模様。これを機に、自分の行いをしっかり反省してほしいものですね。
参照元:Twitter@PriseMarteau、Twitter@CecileDuflot、Facebook、Huffington Post France、BBC News
執筆=田端あんじ(c)Pouch