アラフォー過ぎてからハマってしまった「金管楽器あるある20」【6月6日は楽器の日だよ】
6月6日は「楽器の日」。昔から芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われているそうで、1970(昭和45)年に全国楽器協会が制定したそうです。
わたしは「楽器の日」が制定された70年代に生まれ、6歳より1歳早く、5歳からエレクトーンを習っていました。小学校では鼓笛隊でドラムやアコーディオンを演奏し、中学校では吹奏楽部に入部……と、楽器演奏は大好きで、いろんな楽器を演奏してきました。
そしてアラフォーを過ぎてからハマっているのが、金管楽器のユーフォニアム(ユーフォニウム)です。ピカピカした金や銀色のラッパの形をしていて、トランペットやトロンボーン、チューバの仲間にあたります。
金管楽器は、やればやるほど奥が深く、大人になっても知らないことがたくさんあるものだな〜、としみじみ感じさせてくれます。今日はそんなわたしが感じる「金管楽器あるある」をまとめてみようと思います。
【金管楽器あるある】
01. 金管楽器はマウスピースを使って演奏するけど、いきなり音が出る大人は少ない。
02. 力むほど、力をこめて頑張るほど、音が出ない。
03. 息を強く吹き込めば音が出ると思いがちだが、まず出ない。
04. きれいな高い音を出すためには練習が必要。低い音を出すのも練習が必要。
05. 「吹かせて〜」と、その日初めて鳴らした子供が、いきなりいい音を出すことがあって正直悔しい。
06. もっと唇が厚かったら、もっと肺活量があったら、子どもの頃から始めていれば、と思いがち。
07. トランペットを吹くと、こんな小さいマウスピースでよく吹けるなあと感心する。
08. トロンボーンを吹くと、伸び縮みだけでよく音階を変えられるものだと感心する。
09. ピアノを弾くと、押すだけで音が出るなんて楽だなあと思いがち。
10. 他の楽器から自分の楽器に戻ってくるとホッとする。
11. 匂いや手触りだけで自分の楽器を当てる自信がある。
12. いいメロディーや、素敵なハモりを吹けたときは、背筋がぞくっとするほど気持ち良い。
13. 部屋は汚くても、楽器だけは掃除する。
14. 新品の服を着ている時に限って、バルブオイルを垂らしてしまう。
15. 楽譜にシャープやフラットがいっぱいついていると戦意消失
16. しかし実際に吹いてみると「歌の部分だったわ、知っててよかった〜」と思うこと多し
15. 雨の日の移動では、あまりの重さに「なぜ、この楽器にしてしまったんだ」と思う。
16. しかしパーカッションに比べれば、運ぶ楽器は1個だけなので気が楽。
17. 楽器ケースのストラップがねじれて直らないときのわずらわしさよ。
18. 楽譜立てを忘れがち。しかもスタジオで借りる楽譜立ては、なぜか1度で組み立てられない。
19. 録音を聞いて、自分の楽器の音が聞き分けられるとうれしい。
20. 体力をつけて、いくつになっても演奏できる自分でいたい。
以上、20項目あげてみました。わたしは学校の先生や部活の先輩に教えてもらったことがないので、吹奏楽部や市民楽団などで演奏している人が見たら、「これ違うよ〜」と思うところがあるかもしれないですが、どうかあしからず。
「最近、楽器触ってないな〜」と思う皆さん、「あの楽器やってみたいんだよね」と思う皆さん、ぜひ気軽にやってみてください。好きな曲を演奏するのはとっても楽しいですよ!
参考リンク:全国楽器協会
執筆・撮影=はちやまみどり (c)Pouch