キャンディーの包み紙で作ったドレスが可愛い! 制作期間は4年、使った包み紙はなんと1万枚‼︎
流行りのオフショルダーにひざ上ミニスカート、ボディーにほどよくフィットするフォルム。誰もが思わず目を奪われるカラフルなドレスを身にまとっているのは、アーティストのエミリーさん(Emily Seilhamer)です。
とてもよく似合っておりますが、驚くべきはこのドレスがエミリーさんが自分自身の手で作ったものであるということ。さらに驚くのは、使用されている材料がキャンディーの包み紙(!)であるという点です。
【キャンディーの包み紙が素敵なドレスに変身!】
エミリーさんが使ったのは、アメリカのキャンディー「スターバースト(Starburst)」の包み紙。ひと粒の大きさはキャラメルくらいで、柔らかい食感のキャンディーです。
その「スターバースト」の小さな小さな包み紙を集めて、アイロンをかけて平らに。それらをつなげてチェーン状にしたら、弾力性のある糸で縫い合わせて、ようやく完成させたとのこと。
海外サイト「Mashable」がエミリーさんに行ったインタビューによれば、材料となる包み紙を集める時間も含め、制作に費やした年月は4年。自分はもちろん、旦那さんや友人、家族の手を借りて集めた包み紙の総数は1万枚にものぼるのだそう!
「着ると少し重い」らしいのですが、下着のゴムやジッパーを採用して、簡単に着脱できるように工夫したんですって。
【スターバーストにこだわった理由とは?】
それにしてもエミリーさんは一体なぜ、「スターバースト」の包み紙にこだわったのでしょう? インタビューによると、「スターバースト」は旦那さんとの思い出の品であり、旦那さんの好物なのだとか。
2人が初めて出会った10代のとき、緊張をほぐすために旦那さんが持参したのが「スターバースト」だったそう。それを見たエミリーさんは、「この包み紙を使って何かを作る!」と決意。包み紙を取っておくよう、旦那さんに頼むようになってからは、買い物バッグいっぱいの包み紙を持ってくるようになったのだそうです。
【ドレス制作を通じて愛が深まったのかもね♡】
制作途中、「スターバースト」がカラーラインナップを変えたことでデザインの変更を余儀なくされたものの、ドレスは無事に完成!
2人の想いがめいっぱい詰まったドレスは、 “愛の結晶” と言ってもいいかもしれません。ちなみにこのドレスは、約2年前の結婚式でお披露目されたそう。きっと夫婦にとって、一生の宝物になるに違いありませんね♪
参照元:Facebook、Mashable
執筆=田端あんじ(c)Pouch