【ひょうげとる】フルタ製菓がカリスマ茶人・古田織部をCMに起用! 歌い踊り、目からビームを出しながら「セコイヤ」や「エブリワン」を猛アピール
武将で大名、天下一の茶人で織部焼の創始者としても知られる古田織部(ふるた おりべ / 古田重然)。
千利休の弟子で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3武将に仕えていたとされるカリスマ・織部が、セコイヤチョコレートでおなじみ「フルタ製菓」のCMキャラクターとして使い倒されているらしい。
そんなウワサを耳にした私はさっそく、フルタ製菓によるテレビCMをチェック。すると本当に、使い倒されてるーっ! 「セ・コ・イヤ〜ン♪」だの「エブリワ〜ン♪」だの商品名をねちっこく歌いながら、扇子持って踊ってる!!
【めちゃくちゃ遊ばれちゃってる織部さん】
ユーモアたっぷりなのは、フルタ製菓が笑いの都・大阪府大阪市に本社を構えているからなのか。おそらく “フルタ” つながりなのでしょうが、それにしても茶化し方がハンパありませんっ。
歌い踊るだけでなく、目が巨大化したり、時には目からビームを出したりする織部さん。顔がナッツやイチゴ、栗になったりと、かなり遊ばれちゃっております。あまりにハジケちゃっているので、あの世で織部さんが怒ってはいないか、ちょっぴり心配してしまうレベル……!
【織部さんなら笑って許してくれそう!?】
しかし Pouch 編集部きっての戦国武将マニア、百村の話によれば、「織部なら許してくれそう」とのこと。「織部は新しいものを作り出す天才でした。茶碗をあえて割り、繋ぎ合わせた茶碗を良しとするなど、斬新な『美』のとらえ方は織部ならでは。だから天下の3武将に仕えることができたのだろうし、のちに脅威とみなされることになったのだろうと思います」
なるほど! そういった革新的な人物、独自の美意識をお持ちの織部さんならば、笑って許してくれそうですね!
【魅力が炸裂★】
ちなみに、古田織部が主人公の漫画『へうげもの』というタイトルも「へうげる(ひょうげる)」=ふざける、おどけるといった意味から取られているそう。織部さんが、画面ところ狭しと暴れまくるCMはすべて、フルタ製菓公式サイトで確認することができます。
観ればもっと、織部さんのことが好きになる、はず! 気になった方はさっそくチェックしてみてくださいね♪
参照元:フルタ製菓株式会社
執筆=田端あんじ (c)Pouch