『トルコ行進曲』はアコギで演奏するとかっこいい!? 華麗な指さばきと電子音みたいな音色に痺れるよ~!
イタリア出身のギタリスト・ルカ(Luca Stricagnoli)さんがYouTubeに公開したのは、アコースティックギターで奏でるモーツァルト『トルコ行進曲』。
誰もが1度は耳にしたことがあるであろうこの曲は、『ピアノソナタ第11番』に含まれる楽曲なのですが……演奏動画を観ると、ギターで弾いても素晴らしい楽曲だということがわかるんです……!
【ネック部分しか使ってないっ!】
ルカさんの演奏スタイルは「フィンガー・ピッキング」と呼ばれるもので、『トルコ行進曲』をピックを使わず指だけで演奏しています。
両手を駆使して弦を抑え、軽やかに音楽を奏でていく姿に、目が釘付けになるっ!
また、最初から最後までネックの部分しか使っていないことにも驚かされます。これぞまさしく “職人技” !
【「行進曲」が強調されていて気持ちいい~】
ギター用の譜面アレンジはルカさん自身によるものだそうで、力強く、リズミカルな印象。
そもそも『トルコ行進曲』は、左手の伴奏がまさに行進のごとく強めに打ち付けるように演奏する楽曲なのですが、ギター演奏だとそれがより際立つように感じられます。
楽曲が盛り上がりを見せる場面では、音に厚みが増して重厚感たっぷり!
ギターなのだけど、なにか別の楽器、もしくは電子音のようにも聴こえて、不思議な気持ちになります。
【天才・モーツァルトに触発されたらしい】
ルカさんは日ごろから、様々なジャンルの楽曲にトライしているようですが、「クラシック音楽は基本的に演奏しない」のだそう。
今回は、映画『アマデウス』を観たことで、モーツァルトの豊かな才能を再認識し、インスパイアされて『トルコ行進曲』を演奏したのだそうです。
ギターの天才による見事な演奏を、心ゆくまでお楽しみください~!
参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch