これがソーシャルディスタンスに配慮したモデル撮影! ぽつんとひとり立ち尽くすモデルの周りをドローンが旋回します
攻めたビーチウェアが毎年話題を呼んでいるイギリスのファッションブランド「プリティリトルシング(PrettyLittleThing)」が、今年はちょっと違った理由で注目を集めている様子。
なんと最新のサマーコレクション「エスケープ(The Escape)」に使われている写真はすべて、モデルがビーチでひとりたたずんでいるところをドローン撮影したものなのだそう!
これは、ソーシャルディスタンスを逆手に取った新時代の撮影法……!? しかもどの写真も、ドローンで撮られただなんて微塵も感じられないところがスゴいんです!
【モデルがひとりで……異色の撮影風景】
プリティリトルシングがYouTubeに公開した動画「The Escape | Behind The Scenes | PrettyLittleThing」を観てみると、撮影の舞台裏がよくわかります。
撮影前にモデルにヘアメイクをおこなう場面では、メーキャップアーティストはマスクを着用してしっかりガード。
そして準備が整うと、撮影クルーとモデルは車でビーチへ。水着に身をつつんだモデルのみが、クルーから遠く離れた場所でポーズを取るという撮影がおこなわれます。
大勢のスタッフに囲まれてにぎやかにというのがよくある撮影風景かと思いますが、ひとりでポージングするモデルの周りをただドローンだけが旋回する……というのはなんとも異色ですね!
【ファッションも “新しい生活様式” !?】
撮影はビーチだけでなく砂漠のような場所や街の一角などでも同様におこなわれたようです。
驚くのは、動画や写真を見てもちゃんとカメラマンが撮ったかのように感じられること! 言われなかったらまずドローンって気づかないんじゃないかしら。
ドローンの性能がすごいのか、ドローンを使いこなすスタッフがすごいのか、どんな要望にも応えるモデルがすごいのか……。
ドローン撮影自体はもはやおなじみではありますが、今後はこうしたドローンを使っての無人撮影というのがファッション業界でも増えていくのかも!?
このユニークな撮影風景、皆さんも参照元のYouTubeからぜひご覧になってみてください!
参照元:YouTube、PrettyLittleThing
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch