世界の外出自粛に合わせて「ZARA」の着用写真に変化が…ベッドルーム、キッチンなどでラフな姿が公開されています
世界で外出自粛が呼び掛けられている今、ファッションサイトのモデル写真にもある変化が起きていました。
ファストファッションブランド「ZARA」が掲載しているのは、これまでとは一風異なる着用イメージ写真。
各モデルが自宅の寝室やお風呂場、キッチンなどで撮影しているような写真になっているんです! まるで、家の中に過ごしている私たちに合わせているかのように感じられるんです。
【自宅でセルフィーするラフなモデル】
90年代風デニムパンツの着用写真は、ベッドルーム。モデルが寝室のベッドで寝そべりながら自撮りをしています。
さらにモデル自身は、全体的に薄化粧でラフなスタイル。ガッツリオシャレしているというよりも、自宅でくつろいでいるように見えるのです。
【バスルームやキッチンも撮影スポットに】
他にも、ミニペンシルワンピースはバスルームで撮影したり、デニムワンピースはキッチンで撮影したりと、自宅内にいるのが伝わってきます。
みんなヘアスタイルもガッツリ決めずにラフなまんま。メイクは薄かったり、サングラスで表情が見えなかったりと、普段のZARAの着用写真と比べるとオシャレレベルは抑えめなのです。
【ZARAからのメッセージにも注目】
これらのモデル写真の数々は、現在のZARAの理念を表しているかのよう。公式サイトのトップにはZARAのロゴの下には
「RESPECTING SOCIAL DISTANCING(社会的な距離感をとろう)」
「BUT STAYING COSER THAN EVER(でもこれまで以上に距離を縮めよう)」
という小さな文字が記されています。
常に流行の先端を追いかけるファストファッションブランドは、今の状況においても時代のムードを汲みとったメッセージを発信しているといえるかもしれません。
参照元:ZARA Japan
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch