マスク不足の救世主なるか!? 鼻の穴に直接入れる「鼻マスク」を花粉症の私が試してみた
花粉症の皆様……コロナウイルスの影響で「マスクがどこにも売ってな~い!!」とお嘆きの方も多いのではないでしょうか?
実は私も花粉症で、最近のマスク不足には本当に悩んでいます。そんなときに見つけたのは「鼻マスク」。なんと、鼻に直接入れるマスクだそう!
でも、これって目立ったりしないの? 乙女として恥ずかしくないかしら? そして使い心地は? アマゾンで注文して実際に試してみました。
【これが「鼻マスク」!】
「ノーズマスクピットNEO やわらか鼻マスク」は透明なケースに3個ずつ入っていました。SサイズとMサイズの2種類がありますが、私が今回使ったのはSサイズのほう。
ポリプロピレン不織布フィルターというオレンジ色の丸いフィルターが、透明の柔らかい樹脂で繋がっているわ。
全体的に、やわらか〜いゴムのような素材でふにゃふにゃした感じ。これを鼻の中にそのまま入れるらしいんだけど……痛くないのかしら?
【いざ装着!】
説明書きにしたがっておそるおそる、鼻にマスクを入れてみると……ものすごい違和感!
例えるなら、鼻の中にティッシュを詰めたときのような感じとでも言うのかしら。「何かが鼻に入っている」感覚でムズムズしてたまらない!
でも、時間がたつにつれて慣れてきて、しばらくするとほとんど気にならない感覚に。息苦しくもないし、もはやこれはアリなのでは!?という気持ちになってきたのよね。
【バレない?】
乙女的に気になるのは「この鼻マスクをしてるって人からバレない?」ってことよね。結論から言うと「意外とバレない」わ。
出かけてみても、誰からも鼻マスクのことは指摘されなかったけれど「みんな言わないだけで、本当はフィルターを繋ぐ透明な樹脂が見えているのでは……」と心配で気が気でなかったので、試しに友人に鼻マスクをしてみてもらうことに。
……あれ、意外と分からない!
もちろん、下から見るとわかっちゃうけど、正面から見るぶんには全く違和感なし。特に鼻が下を向いている人はかなりバレにくいはず。これは意外とイケるのではないかしら。
【花粉症の救世主かも!?】
この鼻マスクを装着して1日過ごしてみたけど、確かに普段よりも鼻をかむ回数が減って、効果を感じたわ。
そんなわけで「意外と使える」というのが私の結論よ。洗って繰り返し使えるので、使い捨てじゃないところも気に入りました。
最後に、使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介しておくわね。
<メリット>
・意外と目立たない!
・鼻には確かに効果を感じた
・まだ売っているところが多い
・洗って10回程度は繰り返し使える
<デメリット>
・最初は違和感を感じる
・バレると恥ずかしいかも……
・鼻水がひどい時は使いにくそう
・鼻をかむときに外すのが面倒
・当たり前だけど喉や目はカバーできない
乙女としては「バレると恥ずかしい」のがかなりのデメリット。でも、花粉症なのにマスクが売り切れで悩んでいる人には選択肢のひとつとして考えてみてもいいぐらいに効果を感じたわ。接客業などでマスクを使えない人や、マスクで化粧崩れやメガネが曇ることに悩んでいる人んもオススメなのだとか。
「ノーズマスクピットNEO やわらか鼻マスク」はSサイズとMサイズの2サイズ展開で、メーカー希望小売価格は、3個入り650円、9個入り1315円(いずれも税別)。お家で過ごす日や短時間の外出、マスクの下につける……など、人にバレにくい状況からチャレンジしてみてはいかが?
参考リンク:バイオインターナショナル株式会社
執筆・撮影:有栖川ちび子
Photo:(c)Pouch