手編みで人物画を描くアーティストの作品が凄すぎる…きっかけは妊娠でした
編み物が得意な人は世界にごまんといるでしょうが……編み物でここまで精巧な人物画を作り上げる人はほとんどいないのではないでしょうか!?
今回ご紹介するのはロシア在住のかぎ針編みアーティスト・Katika(カティカ)さん。
かぎ針を使って毛糸を編み、スタジオジブリの宮崎駿監督のお顔を作り上げていく様子が、YouTubeに公開されています。
【そっくりすぎてビビる】
編み図も何もない状態から、ブルーや水色の毛糸で編み物を始めたカティカさん。この時点では一体何を編もうとしているのかはわかりません。
徐々にニットが形をなして、まず編み上げられたのはメガネをかけた目もと。そこから、どんどん範囲を広げていきます。
続いて鼻やひげ、額などを編み上げていき、ついにお顔全体が完成。その仕上がりはポートレイトのように宮崎駿監督にそっくりで、言葉を失ってしまうレベル……!
カティカさんの頭の中にあらかじめ設計図のようなものがあるのか、絵を描き上げるように編み物で人物画を生み出していく過程に、しばし見惚れてしまいました。
【もともと絵を描いていたみたい】
インスタグラムの情報によると、カティカさんがかぎ針編みアーティストになったきっかけは、自身の妊娠。
それまで絵を描いていたものの、妊娠を機に化学塗料で絵を描くことをやめて、「編み物で絵を描く」という発想が生まれたということです。
それからというもの、人の表情や著名人の顔を制作し続けていて、2014年には日本で個展を開いていたみたい。
ジョン・レノンやデヴィッド・ボウイ、マイケル・ジャクソンなどをカラフルな毛糸で表現していて、クオリティーの高さに唖然とします。
YouTubeチャンネルやインスタグラム、公式サイトで作品を鑑賞できるので、さっそくご覧になってみてはいかがでしょうか。
参照元:Katika、YouTube、Instagram @katikaart
執筆:田端あんじ (c)Pouch