京都「五山の送り火」で使った薪の炭で焙煎した珈琲! 豆には五山それぞれの名前がつけられました
祇園祭とならぶ京都の夏の風物詩といえば「五山の送り火」。毎年メディアにも取り上げられているので、みなさんも1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
数百年ものあいだ受け継がれてきたこの伝統行事をサポートしてきたのは、地元の人々や、ボランティアのみなさん。
そのお手伝いをしたいと地元企業「ワールドコーヒー」が立ち上げたのが、クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場中の「五山送り火の炭で焙煎した炭焼珈琲」プロジェクトです。
集まった資金の一部は、行事を支える「五山送り火連合会」に寄付されるといいます。
【五山の送り火の炭で焙煎!】
「五山の送り火」が行われるのは、8月16日の夜。ご先祖さまの霊をお送りし思いを馳せる、お盆の行事です。
“五山” とあるとおり京都の5カ所で行われますが、中でも有名なのは東山如意ヶ嶽の「大文字」。
ほかには松ケ崎西山・東山の「妙・法」、西賀茂船山の「船形」、左大文字山の「左大文字」、曼荼羅山の「鳥居形」があり、このプロジェクトの炭焼珈琲は、これら五山の送り火で使用された “薪の炭” で焙煎されます。
【どの味にしようかな♪】
五山ということで、コーヒーのタイプも5種類。
バランスのいい「如意ヶ嶽 大文字ブレンド」と「西賀茂船山 船形ブレンド」に、苦み少なめな「松ケ崎西山・東山 妙法ブレンド」。酸味が控えめな「左大文字山 左大文字ブレンド」と「曼荼羅山 鳥居形ブレンド」というラインナップです。
炭焼珈琲は、炭火を熱源にして焙煎する手法。炭火の遠赤外線や赤外線効果によって、コーヒー豆がふっくらと仕上がり、炭の香ばしい匂いが珈琲につくのだそうです。
【さまざまな支援コースがあります】
プロジェクトには、炭焼珈琲をゲットできる支援コースのほか、珈琲セットに五山の送り火の鑑賞券つきのコース、純粋な寄付として「五山送り火連合会」を支援するコースなどが用意されていますので、申し込む際は各コースの内容をご確認くださいね。
おいしい炭焼珈琲をいただきつつ、現代まで受け継がれてきた伝統も支援できる「五山送り火珈琲」プロジェクト、ぜひ参照元でご覧になってみてください〜!
参照元:Makuake
執筆:田端あんじ (c)Pouch