世界一周を成し遂げた最年少の美女! 偉業の裏にあったのは徹底した「節約生活」でした
アメリカ人女性のレクシー・アルフォード(Lexie Alford)さんは、21歳で世界196カ国を訪問。現在、ギネスブックに世界一周の最年少世界記録の更新を申請しています。
最後に足を踏み入れた国は北朝鮮で、2019年6月2日に更新されたインスタグラムによると、5月31日に訪れたもよう。
フットワークの軽さもさることながら、潤沢な資金もないと不可能に思える “世界一周” ですが……。果たしてレクシーさんは、どのようにして夢を叶えてきたのでしょうか。
【節約しまくって夢を叶えています】
カリフォルニア州の小さな町で生まれたというレクシーさん。両親が旅行代理店を営んでいたこともあり、18歳になるころにはすでに72カ国を旅していたといいます。
旅行にすべてをかけたいと思っていたレクシーさんは、12歳から節約生活を開始。
毎月の出費をおさえるために車は持たず実家暮らし、不要なものは買わないように心がけ、旅行にもなるべくお金をかけないよう、事前にお得な宿泊情報や安い航空チケットを調査するなど徹底しています。
帰国中は両親の店で旅行コンサルタントとして働き、旅行中は写真家およびブロガーとしてお金を稼ぐ日々。ホテル代と引き換えに、宿泊先のウェブサイトをデザインしたこともあったそうです。
【世界一周に必要なのは「妥協」】
レクシーさんいわく、世界一周に必要なことは、ズバリ「妥協」。
ひとり暮らしをしている人の場合、家賃や公共料金などの支払いを考えると、お金を貯めるのはとても難しいことです。だからこそ、旅を人生のゴールに据え、その先の世界を見たいのなら、可能ならば両親と同居して出費を抑えるべきだとレクシーさんは勧めます。
高価なものや素敵なものは身につけられないかもしれない、年相応の人間関係や自由も得られないかもしれない。世界を旅して得られるものと引き換えの試練を、乗り越えられるかどうかなの。
【目的意識に変化も】
最初は「できるだけたくさんの世界を見たい」としか考えていなかったものの、旅をしているうちに、「世界はメディアで強調されているほど恐ろしい場所ではないし、いたるところに優しさがあるってことを広く知ってもらいたい」という思いが芽生えたというレクシーさん。
旅の記録は公式サイトやインスタグラムから追うことができるので、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:Lexie Limitless、Instagram @lexielimitless
執筆:田端あんじ (c)Pouch