【Twitter】「バズったので宣伝させて」の流れでつづったあるユーザーのツイートにグッときた…「どうか生きていてほしい」
先日Pouchでご紹介した「 #VansChallenge 」。猫も杓子もこぞってVansのスニーカーを投げまくり&キレイに着地しまくりな様子が面白くも不思議で、わたしもついつい動画を見まくってしまったのですが……。
その中で見つけたある“ メッセージ ”にとても感動したので、ぜひぜひ皆様にご紹介させてくたさい。
そのメッセージの発信者は、ほかでもない「Vansチャレンジ」をはじめたツイッターユーザー@lanacutherlipさん。
再生回数1200万超え(!!)というバズりにバズった動画のツイートにリプライする形で、こんな言葉がつづられていたのです。
「僕から宣伝することは何もないけど、もし君が自殺を考えているならそれは “ 答え ” じゃない。どうか生きていてほしい」
【「宣伝することは何もないけれど」】
最近ツイッターでよく見かける「バズったので宣伝させてください」というフレーズ。てっきり日本独自のものかと思い込んでいたのですが、この「Vansチャレンジ」創始者のツイッターに「I don’t have anything to promote(僕には宣伝するものは何もない)」と書かれているのが目に飛び込んできてびっくり。
最初は「へえ、海外でもこういう表現するんだなあ」という点が気になったわけですが……そのままツイートを読んでみると、あまりにも意外な、力強くも優しいメッセージがそこにつづられていました。
「僕から宣伝することは何もないけど、もし君が自殺を考えているならそれは解決策じゃない。どうか生きていてほしい。
もし人生に絶望しているなら、誰かに連絡をとってみてほしい。僕たちは君のことが心配なんだ。
話すような相手がいないっていうなら、僕にDMを送っておいでよ。とにかく自分を大切にして、生かしてあげてほしい」
【優しさと勇気に感動……】
何十万人、もしかしたらそれ以上の人が見に来ているツイートの真下に、このメッセージを残せるということ。その心の強さと、きっとこの言葉に救われた誰かがいるだろうと感じる事実に、とても胸を打たれます。
もし、世界中が熱狂するブームを巻き起こすほどに自分のツイートがバズったら、わたしだったらすっかり浮足立ってしまったんじゃないかなあ……。
みんなが楽しんでいる中でも、ためらわずにこういうメッセージを届けられるツイート主さんの優しさと勇気に感動して、思わず「すごいなあ……」と声に出てしまいました。書きながら今もちょっと泣いてる。えーん。ほんとにすごいや。
【自分の原点を思い出しました】
わたしはかわいいものや楽しいもの、おいしいものが大好きで、そこから生まれるワクワクやほっこりを皆さまにお届けしたくてライターをはじめたわけですが。このツイートは、そんな原点を思い出すきっかけにもなりました。
毎日をがんばる中で、凹むこともさびしいことも悲しいこともあるかもしれない。でもそんなときも、いつだって安心して読んでほしい。そんなふうにいえる記事を、これからもたくさんたくさん書いていきたいなあ!
参照元: Twitter @lanacutherlip
画像:Pouch編集部
執筆=森本マリ (c)Pouch